子どものころから佐竹美保さんの絵が好きでたまらない。
図書室や本屋で表紙に惹かれて手に取った本は、佐竹さんの絵であることが多かった。
子どものころ、学校の図書室で本を手に取るとき、タイトルや表紙が読むかどうかの最初の手がかりだったと思う。
とはいいつつ、当時はほとんどの本を中を開いて読んだ気もするけれど。
少し成長したある時、私の好きな本は佐竹さんが表紙や挿絵を描いていることがとても多いことに気づいた。
・シェーラ姫のぼうけん
・新・シェーラ姫のぼうけん
・魔女の宅急便
・リンの谷のローワン
・守り人シリーズ(『虚空の旅人』『蒼路の旅人』『炎路を行く者』『風と行く者』)
・サラシナ
・西の善き魔女
・空色勾玉ほか
・ドーム郡シリーズ
この他にも調べてみたら、最後まで読んだかどうかはっきりとは覚えていないけれど確かに図書室で見たことがある本がたくさんあった。
もちろんこれらの本は絵だけではなく、物語自体も大好きだ。図書室で借りるだけでは満足できなくて、お金を貯めて買ったシリーズも多い。
今日も本屋で佐竹さんが表紙を描いた本を見かけた。自然と目に留まるのが面白くて、この思いを残しておく。