ぼーっとする時間が欲しい。
例えば今だってやるべきことを終えた自由な時間だけど、こうやって文章を綴っている。
何もしないでいるって結構難しい。
コーヒーを飲みながらこの先のことについてぼんやりと考えるような、そんな時間が欲しいのに、いざ時間ができるとあれもこれもしなくてはと忙しなく考えてしまう。そして時に考えるだけで疲れてしまう。
そう、忙しないのだ。日々何かに急き立てられて、心を亡くしてはいないか。
いつからだろう。道草を食わなくなったのは。
いつからだろう。効率を追い求めるようになったのは。
余白のような時間を取り戻したい。それは決して余分ではなく大事な時間だったのだから。