自分から見た自分と他人から見た自分の差異について、差異があるのは当然のことなんだけど、考えてみると結構面白い。
私の場合は、例えば仕事において、案件、特に始めてやることが重なった時、周りにも分かる形で慌てている、と自分では思っている。
しかし、周りからはそうは見えないらしい。
「いつも動じないよね」とか「落ち着いているね」とよく言われる。
最初は自分があまりにも慌てているから落ち着かせる意味で言われているのかと思ったけれど、そうではないらしい。
結構内心ドキドキしながら対応していることも、周りからは動じずに対応しているように見えるようなのだ。
もちろん分かる人には分かるらしくて、「あの時パニックだったでしょう?」と後からこっそり言われることもある。だけど、なぜか多くの人には「落ち着いている人」と認識されている。
この差異がなんだか面白い。
思い返すと子供のころからそうで、「落ち着いている」「動じない」とよく言われていた。
単にのんびりしているだけかもしれないけど、いつも落ち着いて見えるのなら、実際どうかは別として、それは自分の強みだと思う。
あとは、声。
自分の声は低い方だと思っていたのだけど、ボイスレコーダーに録音した声を聴くと、思っているよりもずっと高い声で驚いた。
声が良いねというのも時々言われる。聞いていて落ち着く声だと。
でもボイスレコーダーの声は自分からすると高くて、これが果たして落ち着く声なのか?と思ってしまう。
他の人に届く自分の本当の声は聴くことができない。
自分の思っている声とは少し違うけど、声が良いと言ってもらえるのなら、それも強みとして大事にしていきたい。