12月6日は『FINAL FANTASY V』の発売記念日とのことだ。めでたい。
「SQUARE ENIX MUSIC」さんが12月5日(金)12時 ~ 8日(月)20時50分頃までYouTubeにてFF5の音楽をライブ配信してくれている。
FF5好きのSNSフォロワーさんと好きなFF5楽曲の話題で盛り上がった。植松伸夫さん、いつもありがとう。長生きして……。
FF5にも好きな曲がいっぱいあって、Twitterで自分の呟きをサルベージしてみると「FF5の第2世界や第3世界の曲が好きで意味もなく立ち止まったものです…。」「エクスデス先生!5の『決戦』は冒頭から10秒付近が好き。音が絞られるというのかな。あの辺。」という呟きがちょいちょいみられて、当時の自分に握手を求めている。
そういえば昔、「好きな曲について語るバトン」が回ってきた際、自分はFF4・5・6あたりの楽曲について語ったことがあった。三つ子の魂なんとやらである。
※説明しよう! バトンとは! 個人サイトマスターがこぞってそれぞれの日記ページにてテーマに沿ったQ&Aを回答しては相互リンクサイトマスターさんにそのQ&Aバトンを回すという文化があったのだ!
さて、拙者、物が捨てられない侍なり。訳あって探してみたらテキストファイルから回答したバトンやタグ祭り回答を出土されたので、原文ママで貼り付けます。そう。2015~2016年頃、Twitterではバトンならぬタグが流行っていたんですよ。え? 10年前? うっ、あたまがいたい! きおくそうしつじゃ! 宇宙の 法則が 乱れる!
2016年01月28日の回答です。以下、原文ママ
「#おすすめゲームサントラを5つ挙げる」タグ
Twitterの「#おすすめゲームサントラを5つ挙げる」タグについての回答です。
見事にスクウェア育ちの回答です。本当にありがとうございました!
黙って全部聞け、となりそうなので悩んだ末にいくつか好きなものを上げていきますね。
・「プレリュード」(FINAL FANTASY VI)
PS2時代が訪れるまでの植松さんナンバリング作品には必ずといっても良いほど収録されている曲です。
どのシリーズの物もそれぞれの味があって好きなのですが、一等賞はFF6かなあ。SFCゲームの黄金期・真骨頂といいますか、やわらかさとしなやかさ、音のふくらみ方が最高です……!
ラストダンジョンで好きな曲といったらこの2つ。
・「いつか終わる夢」(FINAL FANTASY X)
曲名もひっくるめて好きです。
クライマックスで流れる曲なのですが、プレイヤーにとっても、主人公たちにとっても物語の終わりを予感させるのがね……。何度聴いても胸を打ちます。
・「巨人のダンジョン」(FINAL FANTASY IV)
FF4のラストダンジョン曲ですが、騙されたと思って聴いてほしい。聴いて驚け。いや、聴いて驚くな。これ、SFCなんですよ!?
出せる音数に限りがあったはずの時代なのにこの胸が痛くなるような、クライマックスへと向かっていくのが伝わるメロディー。僅か一周1分にも満たない曲でのの壮大さ、たまりません。
町の曲で好きなのはこちらの2つ。
・「ポドールイ」(Romancing Saga 3)
イトケンさん音楽はバトル曲の熱さも大好きですが、こちらのような夜にそっと耳を傾けたくなるような物静かな曲も好きです。
・「Evening Star」(聖剣伝説3)
聖都ウェンデルの曲です。おじいちゃーん!!
0:30あたりで音が重なり合う部分が好き。もの悲しいようで。切ないようで。突き放すような。
色々な想いが交差しているようにも聴こえるのです。
……5つに収まるはずがなかろう。
バトル曲
・「死闘」「妖星乱舞」(FINAL FANTASY VI)
FF6は、オペラが登場するのもあって作品自体が歌劇のような要素を持っているなーと常々思うのですが、二曲を聴いた時の衝撃はすごかったなー。
交響曲のような盛り上がりも迫力も全部一曲に詰まってる。繰り返しますけど、これ、SFC時代なんですよ!? 植松さんめ! ありがとうございます!
・「Last Battle -Asellus-」(サガフロンティア)
こちらも初めて聴いた時の衝撃は凄まじかったです……。半分人間、半分妖魔である主人公アセルスが自分自身の生き方を選ぶ最大の魅せ場の音楽です。
曲が舞台装置としての役割を完全に果たしていると思いました。
激しさと切なさ、耽美さも孕んだ疾走感がたまらなく好きです。
・「Never surrender」(テイルズオブジアビス)
最終章の通常バトルで流れる曲です。バトル曲って派手にぶつかり合う激しいものばかりではないのだなと衝撃的でした。
悲しさだったり決意だったり、そうしたしなやかさがピアノの流麗な旋律に乗せられていて、聴くたびにこみ上げてくるものがあります。
以上です。
今、捨てられない侍で良かったと初めて思ったかもしれん。どうしよう。頷きが止まらん。9年前の俺、今から呑みにいこ?