プレイヤーの相棒なのに実は正体が謎だらけ。そんなフェステについて、今まで出ている情報でちょっと考えてみる。
これ読む人そんなにいないと思うけど
ストーリー5章までのネタバレが含まれるのでご注意ください
と一応書いておく。
フェステの基本情報
亜人
同じ種族が(今のところ)いない【キー:フェステのこと4】
昔の記憶がない
正確にはここ4年間ほどの記憶しかない【キー:フェステのこと5】
・・・これじゃ本当に何も分からん。
ということで、フェステのルーツに大きく関わりそうな情報をピックアップして考えてみる。
■フェステの歌
初出【2章:フェステの子守歌】
全て忘れてもこれだけは覚えていた【5章:ミルレーネ、巫女になる】
なぜかプレイヤーの持つイマジンシードからも同じ歌が…【2章:竜族の圧倒的な力】
ヴォルディゲンは くるしんでいる。 こうかは ばつぐんだ!
イマジンシードに入っていたのはアデライードだったため、彼女もその歌を知っている?【5章:その呟きが意味することとは】
バファリア神話よりも"古い時代"に民の間で語り継がれた歌【5章:ミルレーネ、巫女になる】
古い時代=かつて惑星の獣によって壊された文明 【2章:フェステの子守歌】
今の文明が栄える以前から存在する歌を知っているということは
フェステは前文明の時代から存在していた
のでは? と思ったけど短絡的かな。クロノリープがある以上は選択肢が無数になってしまうので何ともだけど、前文明に深く関係しているのは間違いなさそう。
イマジンシードから同じ歌が聞こえたり、ヴォルディゲンを苦しませている点はフェステというより歌そのものの考察になるから今は一旦おいておく。歌に関しての追加情報が出たら連鎖的にフェステのことが分かりそうなのでウォッチはしておこうと思う。
■フェステの瞳の色
【3章:選ぶべき未来へ】でフェステが「ティリスか惑星の未来か」の問答をしてくるけど・・・
瞳の色が黄緑からオレンジに変化。オレンジの瞳になったのはこの時だけで以降のストーリーでは黄緑に戻っている。
惑星の行く末に関わることがトリガーってことは
フェステは惑星の獣に関係がある
と考えて良さそう。獣勢力なのか敵対勢力なのかはまだ分からないけど。
さて、フェステについて「前文明から存在していた」「惑星の獣に関係がある」と推測を進めてきたので、ここからは 推測 × 推測 で妄想を膨らませていくことにする。
Case 1. フェステが惑星の獣陣営の場合
【5章:獣の使徒】でユーゴが「クロノリープこそ、獣が滅ぼすべき行き過ぎた文明の象徴」と発言してるけど、本当にそれだけなんだろうか。クロノリープはもちろん分かりやすい指標だけど滅ぼすかどうかの判断に "別な視点" も持っているんじゃないか、と。つまり、惑星の獣が
文明人に模した端末(=フェステ)を潜り込ませて観察しているのでは?
という説。普段は自由に文明の中で暮らさせておいて、クロノリープが頻発するようなら起きてフェステの記憶を見る。悪い方向に発展しているのなら滅ぼして、フェステの記憶をリセットして新しい文明にまた放り込む、みたいな。古代の歌を知っているのも前の文明を観察していた時の名残だったり、とかね。
Case 2. フェステが惑星の獣と敵対する場合
惑星の獣が文明を滅ぼす存在なのであれば、文明の守護者もいるんじゃないかっていう発想。こう、普段からちょっと離れたところで観察してたり、正しく発展するように資質を持つ子どもの世話を焼いたり、獣が起きそうになったら阻止しようと行動したり。・・・これってメルロウフじゃない?ってことで
フェステは前文明の守護者=メルロウフの前任者
という説。前の文明を見守っていたものの結果的に文明が獣によって滅んでしまったが、何らかの理由で記憶を失ったまま現代にいる、とか。こちらはあくまでCase1の対というだけなのでちょっとふわふわしてる。今後、フェステとメルロウフの関係を匂わせる情報が出てくれば深く考える価値はあるのかもしれない。
自分の中では今のところ「フェステ=惑星の獣の端末説」が濃厚。プレイヤーの相棒がユーゴの言うような「オマケの亜人」のワケがないし、相棒なのに実はラスボスと密接に繋がっていたという展開はおもしろそうだしね。
おわり。