今日はシーリングスタンプをした。
普段は深夜まで仕事場に居座りほぼ会社に住んでいるような生活をしている。家に帰っても仕事の勉強になるような動画や記事を見漁りながら家事や趣味の創作活動をしている。起きている時間はほぼほぼ仕事か創作のことを考えているようなつまらない人間だ。
そんななかでシーリングスタンプは、あらゆる趣味や嗜好を「仕事と創作のため」に繋げてしまう自分の思考をストップさせ、時の流れをゆっくりにしてくれる。別に仕事と創作のことを考えることは好きなので365日考え続けていても飽きはしないのだが考えすぎも良くない。そんな時に穏やかな時間を与えてくれる。
シーリングスタンプを作ったところで手紙を送る相手もいなければ送る必要性もあまり感じない。自分にとっては穏やかな時間を得ることに意味があり、自分の中で完結する趣味だ。シーリングワックスとロウの香りに包まれて、煤で喉の奥が少しイガイガなりながら、かわいい色合いのスタンプを作るのが好きだ。
しかし最近、シーリングスタンプのことをミスキーに上げるようになってから、自分なりのかわいいを詰め込んだシーリングスタンプを人に贈りたいと思うようになった。
今日作ったスタンプは、イベントで出すイラスト本のおまけにつけるポストカードの封筒に貼った。
小さなこだわりが詰まった手紙たち。喜んでもらえるといいな。
