しずかなインターネット

日記やエッセイにちょうどいい
文章書き散らしサービス

ログイン

2026/9/14:日記

Aqu4
·
公開:2026/9/14

昨日、空港のお風呂で体重計に乗ると、体重がかなり増えていた。悲しい。ダイエットをしなければならない。

今日は母と、スコーンと紅茶のイベントに行った。会場に着いてみると意外と人が多い。スコーンと紅茶、それとクロテッドクリーム、後はキャロットケーキなどを買った。会場で飲んだKAGUWAのミルクティーが美味しかった。

中上健次『枯木灘』を読む。過去と現在が入り混じりながら語られていくのは血と家の絡まった複雑微妙な人間関係で、その濃密さに圧倒される。また自然の描写も鮮烈で印象に残る。


「わたくしは考えた、わたくし自身昔は人生を疑い、あるいは人生の力に疑惑を持った人の一人だったと。今では曲がりなりにも人生を愛しているようだ。わたくしに与えられた人生が豊かであろうと貧しかろうと、広かろうと狭かろうと、それがわたくしに与えられているだけそれだけわたくしは人生を優しく愛するだろう。」(リルケ『フィレンツェだより』森有正訳、ちくま文庫、p. 115)

「それがわたくしに与えられているだけそれだけ」人生を愛する、というのは、人生として自分に与えられているものそれだけを愛する、という意味と、人生というものが自分に与えられているというそのことそれだけを愛する、という意味と、二つに取れるように思った。

「みずから語ることのできない沈黙した星を、自分の中に持ちながら、これらの人々は、それに触れずに世界を通り過ぎてゆく。そこに彼らの悲しみがある。(…)しかし彼らはこの孤独な聖さの内密な所有によって輝」く。(同、p. 124)

ああ、そんなふうに生きられたらな。

@aqu4
「僕みたいな麗しい者は、生きていると感慨に耽ることがままある。そういった現実で得られる経験こそ、素晴らしい劇中歌にとっては欠かせないものなのさ。」