立場上、言いたくないことを言わないといけないことも増えてきた今日この頃。
時には相手に対する苛立ちを「指摘」や「指導」といった形で、彼らにぶつけることもあった。
当然のことながら上手くいくことはない。
そんな日々を過ごすことが長かったのだが、ふと今日、自分の発言がどこに向いているのか、そのベクトルを考えてみよう、と思った。
前述の相手に向けた指摘や指導は、その人の弱点にベクトルを向けて発したものだと気づいた。恐らく言われた相手は、私に向けてベクトルを向けて行動しているのだと推測される。
「ああ、これはお互いのベクトルが反対向いているな」と思った。
確証はないけれど、うまくいかない原因ってそこにあるのではないだろうか。
同じように指摘や指導をするにしても、共通の目標や目的があることをお互い認識したうえでやってみたらどうだろうか、と考えた。この時は、私も相手も目標や目的にベクトルを向けて行動することができる。
もしかして、上司がよく言う「ベクトルを揃える」ってこういうことなんだろうか。来週以降で試してみよう。
「ベクトルを揃えること」この言葉を認識したときに、ふと漫画ブルーロックの239話のことを思い出した。言葉こそ違えど、似たようなこと言ってる、と。漫画では「期待」の向ける方向についてであった。
ありがとうブルーロック。少し前進できそうだ。