2025年11月2日(日)

aramashi
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公開:2025/11/24

心地がいいわけでもないのに何度も反芻したくなるのは低気圧の朝の夢。非常階段の裏側みたいに青い夜に霞んで目の前のあなたの顔もよく見えない。ずっとつづけばと思いながら呆気なく終わることを、いつか叶えばと願ったところでけっして叶わないことを、望む私が誤らないようどうか馬鹿にし笑ってほしい。選び直せないからもしものままで、もしものままだからまた会える。あの日の冗談混じりの言葉の先は、遮らなければ聞けただろうか。

@aramashi
いつか平気になるための記録|詩歌としての日記|猫と暮らす|lit.link/aramashi