2024年1月14日(椿野人魚さんファンクラブ)

自分で書くことが苦手だからなのか、ひとの日記を読むのが好きだ。

特に、椿野人魚さんの人魚歳時記はすばらしい。読んでいると、必ずトーベ・ヤンソン短編集の最初の頁を思い出す。無駄なものも、足りないものもなく、ただその人であろうとする潔さがそこにはある。虚飾のない平易な文体は、どのような巧妙なレトリックよりも、広い風景をぼくに与えてくれる。

憧れてしまうな。