縦書きに対するこだわりが強いのだけれど、原因がよくわからない。世界という規模で見れば、横書きのほうがむしろ一般的だ。インターネットは横書きという形式での表示を前提に作られているし、電子書籍でも横書の和書は珍しくない。
「春と修羅」を横書きで読むと、なんだか居心地が悪い気がするけど、岩波文庫の「ディキンスン詩集(対訳付)」などは横書きで、対訳の関係でむしろ横書きでなければ気持ち悪い(英詩と訳詩の交互掲載でどうしても横書きになる)。
その原稿が書かれた時のフォーマットに基づきたい。ということなんだろうか。ぼくは縦書きのエディタで文章を書いています。横だって縦だって、意味は変わらないような気がするんですけどね。たいやきの頭と尻尾みたいに。
そう言えば、メイテイさんという方が<コトノハ>という縦書きの小説投稿サイトを開発していて、すごく期待しています。クラウドファンディングすればいいのに。