2024年3月3日(禁忌とみなす、あいつは誰だ)

多くの差別やハラスメントを含む、排他感情の根源は恐怖なんだろうな。と思う。秩序を破壊する者は、無秩序だし、常識を破壊する者は、非常識だから、秩序の側としては、陣地の防衛のために身構え、時には攻撃せずにはいられない。

大島渚監督の映画では、愛の禁忌が描かれるが、そこでも秩序の脆弱さが描かれている。つまり、それらを禁忌として扱わなければ崩壊の危機に面してしまうと言う脆弱さが浮き彫りになっているのである。

(あいつら、ほんとうは弱いんだぜ)