2024年1月22日(いまだ人間になりたい。)

「妖怪人間ベム」が、何故人間になりたいのかを考えている。彼らが人間の善性に憧れている。というのもあるだろうが、もう一つ、迫害を避けるため。というのもあるのではないだろうか。迫害を免れるため、自分たちを迫害する集団の一員になろうとすること。

このあたりの設定は1968版妖怪人間ベムでも、2006年版妖怪人間ベム -HUMANOID MONSTER BEM-でも、わずかに示唆されている。実写ドラマ版及びBEMは未見なのだけれど、権利が分散しているに伴ってサブスクも分散してるのが厄介だ。

最近、ずっと妖怪人間のことばかり考えている。人に読ませられるレベルでの記事が書けたらいいな。と思う。いかにしてベラが「早く人間になりたい」から「人間になんてなりたくない」と思うに至ったのかを論じたい。これは、人間という群体が持つ、社会への帰属意識と同期しているはずだ。

ぼくはまだ人間になりたい。