2024年3月24日(朝のルーティン)

朝起きて、麴をかき混ぜる。水耕している豆苗と小葱とブロッコリースプラウトとローズマリーの水を替える。チョコレートを齧り、珈琲を入れて小説を書く。

決まり切ったルーティンに幸福を感じる。眠りの自浄作用というのは偉大で、目覚めたばかりの脳の新鮮さによって、書くことはとても楽になる。洗い立ての車のフロントガラスに似ている。走ってるうちに、また曇ったり汚れたりするわけだけど。

春の気配を感じる。苦しいことたくさんだけど、どうかみんながそれぞれの幸福を抱きつつ、生き延びられますように。