近所の公園に、大規模な蟻の巣を見つけた。すごくうれしい。
ぼくには真社会性生物(アリやハチなど、女王を有する高度に分化が進んだ種族)に対する強烈な羨望と好奇心があって、巣穴の断面図など、もう一日中だって見てられる。
(言葉を駆使し、社会性が皆無であるぼくは、彼ら無言にして社会性に富む真社会性生物とは真逆の性質であり、その真逆性故に憧れているのではないだろうか)
地上から観測できる巣穴の奥には、無言にして生真面目な、絶えざる巣穴の運営・拡張が行われていると想像すると、ぞくぞくする。蟻に関する書籍はいくら読んでも飽きないし、真社会性生物を扱ったまんがで最強なのは「サバイビー」だし、将来の夢は女王蟻の捕獲及び室内飼育キットの作成だ。
ちなみに、麦原アリノスの名前は、彼らに対する羨望から採っております。