言葉がナイフであるという言説に同意する。ただし二つの意味で。
一つは、それが容易く人を傷つけ、時には殺すということ。
もう一つは「切り分ける」という用途だ。感情に、個人に、善悪に、名前を付けて切り分ける。ナイフによって切り分けることによって、はじめて世界は境界を得、境界合っての自他なわけだ。
自他の境界。言葉を最初に発明した奴は、何故それを欲しがったのだろう。どうしても名前を付けたくなるような綺麗な花でも咲いていたのだろうか。
言葉がナイフであるという言説に同意する。ただし二つの意味で。
一つは、それが容易く人を傷つけ、時には殺すということ。
もう一つは「切り分ける」という用途だ。感情に、個人に、善悪に、名前を付けて切り分ける。ナイフによって切り分けることによって、はじめて世界は境界を得、境界合っての自他なわけだ。
自他の境界。言葉を最初に発明した奴は、何故それを欲しがったのだろう。どうしても名前を付けたくなるような綺麗な花でも咲いていたのだろうか。