2024年4月1日(批判的な人生)

歳をとるたびに「グレート・ギャツビー」の1Pへの共感が深まる。人のことをとやかく批判したくなっても、まあ落ち着け。みたいな文章。

批判してはならない。というわけではない。人は生きているだけで批判的立場に立たされている。問題は、なんのために、どのように批判するのかということなのだ。

広義に考えれば、生きていることはそれ自体が一つの批判状態であると言える。

インターネットの普及によって、すべての人間の批判意識が高まり可視化されている現状において、批判という行為の定義を再考する必要性を感じる。

「文学部唯野教授」とか面白かったな。読み返してみようかな。