タイトルの通り、「葬送のフリーレン」の静けさが好き。
私が好んでいるアニメの多くは、ギャンギャンキーキーかん高い声のキャラが出てこないものなのだけど、アニメという特性上、数人はそういった声のキャラがでてきたりはする。これは致し方ないのは承知している。
しかし、葬送のフリーレンには(今のところ)そういった声のキャラが出てきていないのがとても心地よい。誰かが命を落としても緊迫した戦闘になっても、キャラが大袈裟に絶叫することがなくて、本当によい。これは言い換えると、キャラたちの気持ちの起伏の振れ幅が少ない(少なく感じられる)ということにもなるのだろうけど…
※カンネとラヴィーネが騒ぐシーンはややしんどいが…
そして、キャラたちの言葉遣いが文書のように丁寧なのも、淡々とした空気感をより強調していてよい。
個人的には、ストーリーそのものの面白さというよりも、この淡々とした静けさを味わいたくて見ていると言っても過言ではない。
アニメ化する前から原作マンガを読んでいるけれど、やはり「音」を伴って表現されるアニメの方が静けさを堪能できる。
そろそろ1シーズン目終了しそうでとても淋しい。今後も制作してもらいたいものである。