先日、祖母が他界した。
レベル92だったので大往生ではあったのだが、100までは余裕で生きると思っていたのだ。最後は肺にがんが見つかり余命宣告があった。
祖父は父方、母方共に私が幼い頃に亡くなり、父方の祖母は余命宣告自体はあったのだが急死だった。
14年前、父方の祖母が亡くなった時、葬式自体はかなり爆笑していた記憶があるのだが(ミクシィに書いていた記憶)、自分で自分に誓った事があった。
「母方の祖母は後悔しないように会えるだけ会おう」
父方の実家は遠いわけではないのだが、車じゃないと行けない距離もあって成人してからあまり行く事が無かった。母方の実家は電車に乗ればすぐだったので良く遊びに行っていたのだ。
ここ1年近く、14年前に誓った事が頭を過ぎっていた。
守れていたか?
守れてはいた。
同居している伯母が入院や旅行に行っている間は祖母の家から電車に乗って職場に通っていた。もう一人の伯母が私の事を心配してくれていたが好きでやってるから平気と答えた記憶がある。
転職してからは朝が早いから祖母の家から会社に行くことは出来なくなっていたが、会える時は会っていた。
コロナが無かったら、もっと会えたのに。
でも、全体的に後悔はしないレベルでは会えた。
ちなみに余命宣告だが
去年5月→余命1ヶ月→療養病院に入院するが怒りのパワーで退院→救急車で運ばれて入院→退院→落ち着いて元気に→夏頃に余命半年程かもと言われる(結果的にこれが正解だった)→体調を崩して肺がんの診断。ホスピスで1ヶ月持たないかもと言われる→平均入院期間4週間程のホスピスに7か月入院する
と、いった感じでコロコロ変わっていた。その度に私は感情を揺さぶられた。
一番泣いたのは最初の余命一ヶ月と言われた時。療養病院は面会も出来なかったので突然祖母に会えなくなってこのままお別れなのかとわんわん泣いていた。
暫く祖母との思い出をここに記そうと思います。