私は腐ってはいるがノマカプも好きだ。しかし、あまり語らないようにしているし検索も極力しない。
何故なら……過激派になるからだ。
BLは逆カプの方とお話しても「うんうん、わかる」「その考え方も萌えるわ~」な比較的穏健派というか「自分の萌えは他人の萎え、自分の萎えは他人の萌え」と自分はなっている。
ノマカプは自分の場合そうもいかない。何故そうなのか自分でもよくわからなく、言語化できない。いつからこうなったかは自分がノマカプ過激派なのに気が付いたのはFF7の時だったとは思う。
特撮で「デカレンジャー」があったのだが、私はセンちゃんとジャスミンのコンビが大好きで、二人のトドメの後の台詞が「この世に解けない謎はない」「この世に止まない雨はない」(うろおぼえ)でなんか似ていたり、最終回では二人で行動して吹っ飛びそうになったジャスミンをセンちゃんが支えるシーンにたまらなく萌えていた。しかし、続編でセンちゃんはウメコと結婚していた。なんてこったい! 私は頭を抱えていた。 ちなみにウメコの中の人は追加戦士のテツと結婚して今はお弁当屋さんをやっている。
そんな事もあって一人で萌えていられれば十分幸せ……だったのだ。
そんなある日、後輩がワンピースについて語りだす。最近はまって少しずつ上司から借りてるワンピースを読んでいるらしい。ちなみに上司は今でもワンピースが好きで私はワンピースは最初と所々軽く知っている程度だ。
後輩「いやあルフィとナミ早くくっつかないかなあ」
私&上司「「はあ?」」
後輩「え!?」
上司「違う、ナミの相手はゾロだよ」
私「まって、サンジだよ!?」
まさか職場でカップリング違いによる「よろしい、ならば戦争だ」が開催されると思っていなかった。各々ナミの相手にいかにふさわしいかを語っていく。仕事中に。内容は割愛するが、私と上司は「ルフィにはハンコックがいるだろ!」と、意見が一致していた(後輩はまだそこまで読んでいないらしい)
それぞれのプレゼンが終わり、各々仕事に戻る。数百年ぶりにカップリング論争をしたわ~とか思いながら、それぞれの萌えポイントを聞くのは楽しかったのも確かだ。しかし譲れん。私はサンナミ派なのだ。
キーボードを叩きながら私は(フラロビはどうか聞けばよかったな……いや、後輩がまだそこまで読んでないか)と、思っていたのだった。