自己啓発少なめ。小説多め。ネタバレ有
コンサル1年目が学ぶこと
夏への扉
ノワールレヴナント
1. コンサル1年目が学ぶこと
自己啓発本やビジネス書が苦手だ。途中で飽きて挫折するかことが多いからだ。読み切ったとしても3日も経てば大抵忘れている。アニメの内容やキャラのセリフは覚えているのになんでだろうね。この本は2-3時間もあれば難なく読み切ってしまえるのが良い。どうせ2週間も経てば忘れているので、必要になったらまたこの本を読み返してみようと思う
2. 夏への扉
「ひとつの技術的な問題を解くにも、それぞれの流儀と方法がある。エンジニアは、絵描きとおなじように、その流儀の選びかたで、自分の仕事にはっきりと署名するのだ。」
ロバート A ハインライン 『夏への扉〔新版〕』ハヤカワ文庫SF
SFといえばハインライン。ハインラインといえばこれ、らしい(SFマガジンの海外長編部門ランキングでは上位に挙げられている)。猫が物語に絡むSF。当時を経験したわけではないが、きっと某企業の黎明期も作中序盤のような雰囲気だったに違いない。技術屋としての哲学のようなものが学べたのも良かった
3. ノワールレヴナント
「今できないことは十年たってもできまい。思いついたことはすぐやろうじゃないか。」
浅倉 秋成 『ノワール・レブナント』 角川文庫
表紙の女の子とタイトルで衝動買い。読んでみるとまぁ魅力的なセリフがちらほら。こういうセリフ一度は人生で言ってみたいよね。特殊能力を持った4人のお話。視点が入れ替わりながら進んでいく。能力も独特で『幸福度が見える能力』なんていつ使うんだと思ったけどモノは使い用ってことか。地の文が多くなかなか話が進まないのが少し煩わしく感じた