気がつけばまた一ヶ月が過ぎていた。
あれこれ登録してもマルチタスクが出来ないので、Xもそうだがメインで使っているサービス以外は意識しないとたまに覗くくらいで発信しなくなってしまう。
カクヨムもカクヨムコンが終わった後、作業やらなんやら優先にしていて足が遠のいてしまっているし……。もっと色々ツールを有効活用しないとな、と思いながら過ごしていた一ヶ月の間。
十二月に一度製本をして「こりゃいかん」とちまちまやっていた修正作業が完了、ようやく印刷所に再入稿した。
手元に届くのは三月上旬。
時間は少しかかるけれど、個人都合(自宅に在庫やグッズなどをあまり置けない)からのオンデマンド制作だからここは仕方ないところだ。
それでも自創作の同人誌を作って手元に置いておける環境になったのは有難い。
それはそれとして、改めて本作りをして思った事。
今回は「彼方よりきたりて」の製本作業をしており、これは私の文章構成の問題でもあるのだが。
元々自創作の小説は投稿サイト掲載、区切りの良い所を一話としてまとめている。そのため、会話が一段落した時や場面が切り替わる所などで区切っているのだけれど……WEBであればそこでページが切り替わるので問題ないが、紙だとそうはいかない。
当然ながら文章は地続き。うまくまとめないと区切りもテンポも悪い。前回刷ってみて一番感じたのがそこだった。
修正版では場面の切り替わりなどに番号を振って区切っていったのだけど、一部の文量が少なすぎるところもあったりして割り振りに四苦八苦。
……次に小説本を作るならおそらく「フォレスティア・ロンド」だろうけど、まとめる際に番号割り振りを最初からしておけばもっと楽になる……と勉強にもなったので、今度はもっとうまくやりたいところだ。
ともあれ今は完成品の到着待ち。
現物確認が今からドキドキである。