友達と通話中、「娯楽が多すぎる」という話題になりました。
私は絵を描くのが1番好きで、余暇の優先順位も絵を描くことが高いです。
アニメや映画をみたり、漫画や小説を読んだり、ゲームで遊んだりするのは、常に2番手なわけで、絵を描く以外のことをしよう、と思わないとできないことです。
でもここ数年、あらゆる作品を消費する気力がなく、いつもダラダラとYouTubeをみてしまい、何か作品に触れる時は「よし、やるぞ」という思い切りが必要で、腰を上げるのがなかなか大変だったりします。
子供の頃の方が本読むのもアニメ見るのもゲームするのも楽しかったな、ものごとを楽しむ感性がなくなったのかな、とも思いましたが、どうやら「娯楽が多すぎる」ことが1番の理由のようです。
子供の頃って本は図書室や図書館で調達して、たまに自分で買うだけだったし、映画やアニメは1週間でテレビ放送されるものだけみて(たまにレンタルしたり映画館行ったり)、ゲームは持ってる古い機種で同じゲームを何度も遊びたまに友達の家で知らないシリーズを遊び……とそんな感じで、選択肢が少ない中で楽しむ要素でしたが
大人になった2024年、アニメも映画もゲームも常にあらゆる場所で大量に生産され、油断してるとどんどん「今度みよう」が溜まっていきます。船に溢れる水を柄杓で救っているような、無限の焦りによって作品を消化し続けている気分です。
どんな作品をみても、他にもたくさん見るものがあって楽しくない。
ゲームはYouTubeなどを見ているとプレイ動画があって、そういうものをみるのも楽しいのですが(絵を描く時にいいBGMになります)ゲームはやるもの、と自他共に強く思っているのもあって、「動画を見るだけじゃなくてプレイしたい」と、これまた焦りが生じるのです。
娯楽が義務になりつつある…という感覚があります。
私は最近、アニメならダンダダンや映像研には手を出すな!負けヒロインが多すぎる、映画ならマスクオブゾロシリーズ、ラストマイル、漫画も複数作品……など、かなり頑張って作品を消化しています。ひとつひとつは見ていて楽しいのに、手をつけてない料理が食べてる先からどんどん出てきて、厨房ではまだたくさん作っているような、美味しいはずなのに楽しめないプレッシャーがあります。とほほ
頭でっかちに考えすぎてるのかなぁ〜とここまで書いてて思いますが まだ見ぬ作品に自分の好きなものが含まれているのでは、それを見逃しているのでは、と思うといてもたってもいられない!というのも正直なところで
コンテンツ地獄に絡め取られているなぁと思いました(未解決事件)