よし、久しぶりにブログを書こう。
前回(2024年3月27日)のブログでは、かなり精神的な不安定さを露見させてしましまった。
あれから2週間と少し。結果的にいって、やや安定してきている。今日(2024年4月14日)は、ここ数年で一番健康かもしれないと自分では思っているほどだ。
ここ数日は、自分のことを見つめなおすいい機会だったのかもしれない。この数年のこと。人々との出会いや別れ、そして出会い。自分自身が人として成長するために必要だった数々のこと。
どういう経緯でそういうことを考えるようになったのかは分からない。ただ、まあ、前にも書いたことだが、やはり20代前半の、暗闇のようだった数年間は、いまだに(有り体に言って)コンプレックスとして心のうちに張り付いている。
しかしいまは――あの過去が必要だったとは思わないが――前を向くしかないという(強烈な)事実を、受け止めようという気になりつつある。
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私がこの数年生きてきたのは(つまり生きることをやめなかったのは)、これまでお世話になった方々に立派に生きている姿を見せたいという気持ちによるものが大きかった。とあるひとに「あなたがいなくなったらみんな悲しいです」と言われたあの日、私は歯を食いしばってでも、夜に涙がとまらなくても、生きていかなければならないという決心を固めた。
だが、いまは少し違う。
もっと積極的に、生きていこうという気がしてきている。生きるのも悪くない、と思っている。楽しいことも、嬉しいこともたくさんある。まだまだ、経験したことのない、してみたいことも山ほどある。
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過去とは決別をしようと思う。だが、それにはまだ少し時間がかかるかもしれない。
大いなる過去。呪いのような過去。別れを告げるにはあまりにも存在が大きい。
しかしそれでも、私はその過去を引きずりながらでも生きていこうと思っている。
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真面目なことを書いてしまった。まあいいか。そういうために始めたブログだし。よし、短歌で締めます。
はなびらの飛びゆく春のまぶしさを吸いこむほどに膨らむ胸よ