今週のお話は世代交代。ここまで多くの人に教えられ導かれてきたスズ子も、セルフプロデュースをしながらトップランナーとして後進を育てる立場に。スズ子の自立についてはここまでに何度も描かれていて、その度に課題が違う。自立とは一筋縄でいかないものだ。そして都度ユニット(この物語では擬似家族)のメンバーが変わるのも面白い。
今週の新メンバーは柴本タケシ。達じいの甥っ子で仕事が続かない大卒男子。誰にでも調子良く話を合わせるけど、理解力も機転も今ひとつのようだ。そして自分が何が好きか、何をしたいのかがわからず、寝坊や居眠りなど自己管理もできなければ自分に自信もない。このキャラが自分の息子と重なってしょうがなかった。
最終的にタケシは大野さんのアドバイスやスズ子の包容力と歌に救われ、社会人としての第一歩を踏み出した。この先も色々やらかすだろう、でも何者でもない自分をありのまま受け止める素直さが備わった彼なら頑張れると思う。うちの子も何か出会いやきっかけがあればなぁと思わずにはいられなかった。我が家の光はまだ見えない。あ〜しんど♪