今の勤務先に入社してから1年半が経った。
今の勤務先では運用のオペレータとして日々ドキュメントを書いたりサーバーのログを眺めたり、社内システムに寄せられる社員からの問い合わせを捌いたりしている。
会社で明確なジョブタイトルがないので人に説明するときは「運用をやっています」としか言えないのだけど、インターネットによれば多分、サポートエンジニアってやつになるのだと思う。
先日参加したオフライン勉強会の懇親会で見知った人に今の仕事について聞かれて、ちょうどモヤモヤを感じていたところなのでこの文章を書いている。
まずはいいところを。
上長・メンバーがいい
上長・メンバーともにめっちゃいい人だし、自分のやりたいようにやらせてくれている
技術者としての自覚が芽生えた
自分はエンジニアやハッカーと呼ばれる存在への憧れがとても強いので、曲がりなりにもいちIT企業に勤務する人間として技術に関して勉強していくモチベーションはなくしてはいけないと強く思うようになりました。自分のことをエンジニアと表現するのは恐れ多いのだが、いち技術者として、今のチームで一番技術面では役に立てる人間ではありたいと思っている。
仕事に対して正当に評価されている
詳しくは書かないけど、入社して1年半で順調に昇格・昇給した。ちょっと前に初めてボーナスってやつももらった。(ボーナスは社員全員に出るわけではない)
周りと相対的に私がやれることが多いってだけで決して自分が優れているわけではないという自覚は持っておきたい
優秀なソフトウェアエンジニアと関われる
主にDevOpsやSREといった人たち。めちゃでかい会社かつ自分のポジション的に本社のエンジニアとやり取りする機会が多いので、日々その人達とコミュニケーションを取れる環境であるということと、その人達の動向をslackや社内wikiで追えるのはまじでありがたい
多言語環境である
社員は日本語・韓国語・英語を使うので、日々この3言語を目にしている。最近は英語で書かれた文章はなるべく自分で英語で書いてみる、という訓練をしている。
いいところは他にもあると思うけど、一旦はこんなところ。
つづいて、モヤっと感じているところを。
メンバーの多くに技術に関するバックグラウンドがない
自分は某オンラインブートキャンプで勉強していたのでわりと基礎はあると思うし、今の仕事がそこで付けた知識が非常に役立っている。
しかし、メンバーの多くは技術のバックグラウンドがないので技術に入り込んだ問い合わせが来ると、私が確認せねばない状況になっている。(私自身は技術に関して調べるという行為自体が楽しいので問題はないのだが、チームのミッションとしては属人化をなくせる社内システムの問い合わせを掲げている。)
技術に関するモチベーションもないのかもしれない?
そんな状況なので、朝会と夕会の余った時間でITパスポートや基本情報にそいながら、webの基礎知識のインプットを私が担当している。
これをやっているのは、メンバー自身がこの先の仕事で辛くなる可能性を低くすることと、私自身を楽にするのが目的です。
しかし、メンバーの反応は割りと薄いと感じることもあるので、もしかしたら、自分が意識高い系になっているのでは?と思わなくもない。
自分のスキルに対する伸びを感じない
インフラ寄りのエンジニアと関わる機会が多いので必然的にわからないことが多いのもインフラ寄りの知識になっている。今は運用であり開発ではないので、明確に自分の縦のスキルの伸びを感じづらいと思う。
妄想かもしれないが、ソフトウェア開発だとその辺の自分の力が可視化されやすいのかなと思ったり。
やっぱり開発をやってみたい
今でも某オンラインブートキャンプには入会を続けているわけだが、それはやはりソフトウェアエンジニアへ転職したいという思いが強いからです。
やっぱり、エンジニア・ハッカーとして自分のキャリアを進めていきたいという思いは強い。
残るのは自作サービスなのだが、これについてもいろいろモヤっと感じているのか、なんなのかわからないけど進められていない。(これはまた別の記事で書こう。)
書いてるうちに思ったより長くなった。
総じて今の環境に対するもやもやというのは、「チームに自分より技術に詳しい人がいない。だけど自作サービスを進められているわけでもない」という自分の心の持ちようにあるのかもしれない。
正直に書きすぎたのでどこかで非公開にするかも
おわり