技術者としての矜持

aseiide
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タイトルはかっこつけです。

ただとてもいい時間を過ごしたのは本当に事実。

[【座談会あり】eBPF & コンテナ情報交換会 @ 福岡 - connpass](https://engineercafe.connpass.com/event/309223/)

eBPF座談会に参加してきました。eBPFに関する解像度がちょっと上がった気がします。

どのセッションも素晴らしかった。

tenforwardさんのLinuxコンテナの仕組みは超初学者の私でもなんとなくわかったし、森田さんのセッションではコンテナセキュリティの観点から、デモを交えて動作を見れたのがとてもおもしろかったです。

うづらさんのセッションはご自身で作ったRbBCCを題材にカーネルの中で起こるイベントをトレースするサンプルを見た。

やはりデモがあるのはいいなぁと思ったのが感想。

仕事ではインフラっぽいことに携わっているのでインフラの基礎(その前にコンピュータの基礎知識)も大事にしていきたい。

本題はここから。

このイベントを通しって感じたことは、技術者として「deep diveすること」を大事にしていきたいということです。

tenforwardさんが言っていた、「コンテナは仕組みをわからなくても使えるけど、理解しているとよりスキルが上がる」と。

これはコンテナに限った話ではなく、すべてに言えるのだろうと思う。

自分はまだ技術者としてのスタートラインにも立てていないけど、興味を持った技術領域は大事にしていきたいし、現時点で苦手と思っていることやわからないことでも向き合っていくことが大事なんだと思う。

今の仕事でも一つ一つのシステム・運用・人間いろんなところにちゃんと向き合っていこう、とそんなことを思いました。

もう一つだけ書きます。

自分はやはり「OSSの文化が好き」ということも改めて思った。

今回の勉強会では、皆さん仕事がらみで必要になって、そこから深堀りしていって今に至るという話をしていて、自分は本当にRubyコミュニティの恩恵を受けているなと。

OSSって自分の中では矯正されているわけではなく、世界中の技術者が「こんなのあったら便利じゃん」という思想を煮詰めた場所、みたいなイメージがあって、それは本当にいいですよね。

イベントを通じて、自分のプロダクトを持つというのも大事なのだろう、と思うなどしたし、実際この道の先人を見てもそういった人が多いのでやはりロールもでるはいっぱいいる。

長くなってしまったが、最近何もできていなかった自分に活力というか初心に帰って、「なぜ技術者になりたいのか」ということを思い出させてくれるイベントでした。