「メンバー激減のAKB48が向かう先」といった記事が話題になっていた。
AKB48と48グループをそれなりにウォッチしてきたけれど、コロナ禍でいろんな活動にストップがかかったことは、良かったんじゃないかと個人的には思っている。
メンバーのメンタルを削る選抜総選挙という残酷ショーやメンバーへの肉体的&精神的負担の大きい握手会は、そろそろアップデートしないといけない時期に来ていたと思う。
わたしも初期のころは知らないけれど、そもそも選抜総選挙は選挙のパロディ的な企画で、ファンが内輪で盛り上がる軽いノリで始まったイベントなはずだ。この選抜総選挙がテレビ中継されるまでになり、AKB48が国民的アイドルと呼ばれるまで躍進するのに貢献したけど、その代償も大きかったのではないか。
じゃあ今後どうすればいいかだけど、秋元康の止まった時計理論でいえば、K-POPが流行っているからそこに寄せていくより、今まで通りの核となる部分を大事に続けていって時代が一回りするのを待つ方がいいんだと思う。ということは、劇場公演を大事に続けていくということか。