こんばんは、今日は自創作、「ノヤの黙示書」に出てくる文化についてです。
ノヤの黙示書の世界、「碧華神界ラグナテラス」という名前の世界なんですが、実はラグナテラスには和の国が存在していました。
ノヤの黙示書出てくるセシルという、ヴォルトゥ帝国に君臨する名家の人が和の国の文化であるものを気に入るんですよね。
我々で言うところの「日本刀」というものです。ノヤの黙示書では「刀」なんですけれども。
かつて存在していた瑞穂国(ミヅホノクニ)という和の国の、刀やらに触れてみてその刀に憧れを持ったのがセシルでした。
そしてその刀の名前は……明石国行だったんですけど、ま~オリジナル刀にしちゃったほうがいいかなって!(笑)セシルが柳澤恵補にあげた朝光国行がセシルを和の文化に引き込んだに、しちゃうか~!!
ちなみに朝光国行を柳澤恵補にあげたあとのセシルは明月国行という刀を持っています。
セシルは朝光国行を大事にしてたんですが、何故大事にしてたものを柳澤恵補にあげたかと申しますと、大事にしてたものをあえてあげるということで「生きてこの刀と共に帰ってきてほしい」という思いで……なんですよね。
柳澤恵補も、柳澤恵補なりにその刀を手入れしたりして……と、根はいい子なんですよね、柳澤恵補。
本編序盤は家族を喪ったショックでやさぐれているんですけど!!いい子なんですよ!!
そして刀の他にもうひとつ、彼には気に入ったものがありました。
それは「桜」というもの。春に見れるやつですね~。
本の写真を見て、桜をこの目で見てみたいとなるセシル。
その横にいた彼の友人クラウスと「桜を一緒に見よう」と約束するんですよね。
しかし今は衰退した世界、瑞穂国(ミヅホノクニ)も滅んで桜も咲きようにも咲くことが出来ない。
セシルとクラウスの約束は叶わない約束かと思われれば、その約束は数千年後に叶うんですよね。
ユーリヤが、空に浮かぶ国オルテンシアを作る際、桜によく似た花をオルテンシアに咲かせるんです。
薄く発光する桜色の花弁、それに呼応するように花のあたりを舞う光の蝶……。
これを見た時セシルとクラウスはたいそうよろこんだそうです、よかったね!
瑞穂国(ミヅホノクニ)の文化は、栄光帝国ウィスタリアと深海神殿アストランシア、神穹庭園オルテンシアに引き継れており、ウィスタリアにはミヅホ、アストランティアにはフカミ、オルテンシアにはカンナと呼ばれる地域が出来たそうです。
海の中にある国の和の文化と、空に浮かぶ国の和の文化、字面だけでとても素敵ですね。
それでは、今日はこの辺で。