8号車になって3年

asua
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公開:2023/12/14

超特急の公式FCの継続3年目?4年目?特典が届いた。夢の青春8きっぷに加入したのが2020年1月レボビバの頃なので、丸3年以上経ったらしい。

初乗車した時の思い出やハマるまでの経緯を思い出して楽しくなったので、書き起こして残そうと思う。

友達が8号車になる

2017年下半期の頃から、大学で仲の良かった友人が突然超特急にハマる。

友人(猫が好きな子なので、以下🐱)は色んなものに詳しいオタクで、漫画アニメの話から現実の芸能人の話、あとはLDH系列のグループの話?をよくしてくれていた。

そんな🐱が「超特急」なるグループにハマったという。私たちの日常的な雑談に、超特急の話題が加わるようになった。 🐱はある日、私に『超ネバギバDance』のMVを見せた。

私は当時女性向けアプリゲームにハマっており、アプリゲーム以外の曲やアーティストをほとんど聞いておらず、トレンディでアツいコンテンツの情報をだいたい🐱から得ていた。超特急もその1つだった。 2017年の超特急はリリース楽曲から考えて非常に波に乗っている頃だったかと思うが、私がソシャカスすぎるせいで、あまりネバギバのMVにはハマれなかった。 ユーキくんのアクロバットを動画で見てすごいなーと思ったし、印象には残っていた。彼のパフォーマンスは初見の時から変わらないインパクトがずっとあると思う。

🐱は大学で毎日顔を合わせる子だったので、休み時間や昼食時に超特急について色んな話を聞かせてもらった覚えがある。メンバーの見分けがつかないまま、🐱から超特急の受動喫煙をしていたのが、私と超特急の最初の出会いだった。

バッタマンに大ハマり

2017年末頃、youtubeでたまたまバッタマンのMVを自動再生し視聴。めちゃめちゃにハマる。

2017年当時🐱に送ったLINE↓

バッタマンのおかげで超特急についてどんどん理解を深めていった。

  1. メンバーの顔と名前

  2. 背番号とメンバーカラーと順番

  3. 超特急は超◯星ではない

  4. 超特急はL◯Hではない

  5. 超特急は全員日本人のグループである

🐱の話を聞いていなかったのか?と思われそうだが、上記全て勘違いしたうえで🐱の話を聞いていたので、今までの誤解がバッタマンで覆されてビックリしてしまった。

普通にMVに出てくるヒャダインと、楽曲の中毒性、ツインボーカルの歌唱力とメンバーのダンススキルの高さが気に入って、気づいたらバッタマンのMVを繰り返し繰り返し眺める日々に陥っていた。

ネバギバ初見時にMVをなんとなく見ていたせいでわかっていなかったが、振付の揃い具合がなんか…すごいぞ!ということが段々わかってきた。一度ハマるといろいろ見え方も変わってくるもので、ユースケは表情が良いな~とか、タカシは笑顔が素敵だな~とか、やっと「グループの魅力」に着目できるようになった。

バッタマンのおかげで他のMVも見るようになっていったので、私にとってはバッタマンが超特急の入門編だったなぁと思う。

同じ時期に、ikki!!!!!i!!とStar Gearにもハマっていた。私はインストで踊りやすそうな音がドドン!と鳴る曲が好きなので、並べるととてもわかりやすい。決してトンチキソングが好きなわけではない。本当です。

6人体制期

2018年1月、超特急に段々興味を持ち始めた矢先にコーイチ脱退の発表があった。

「まだ知ったばかりなんだけど!?」めちゃくちゃビビった。🐱と電車に乗ってコーイチくんのブログを一緒に読んで、腑に落ちなくて落ち込んだりした。

新規の私でも、超特急はこれからもずっと7人でやっていくのだとなんとなく信じていたし、機会があればライブに乗車して7人を見る気満々だったから悲しかった。ずっと応援してきた人たちの辛さは計り知れない。

コーイチくん含めた7人の超特急をこれからも知っていきたかったのに……ライブに行こうかどうか迷っているようなオタク未満の存在で、なんとも言い難いものがあったが、今後の超特急、特に、バックボーカルはどうなるんだろうと不安が大きかった。

実感を伴わないまま数か月が経ち、本当にコーイチくんは脱退していった。超特急はどうなるんだろうな~と思っていたところに、新曲『a kind of love』がリリースされた。

きっと2人で歌う予定だった曲に、タカシ1人の歌声がレコーディングされていた。バックボーカルはもう1人なんだという事実を、改めて認識させられた。

複雑な気持ちとは相反して、タカシの爽やかな歌声が印象的なこの曲は、超特急楽曲の中でも大好きな曲の1つになった。何回も何回も聞いているうちに歌詞の優しさが沁みるようになって、今ではイントロが流れるだけで泣いてしまう。 5年経った今でも本当に大好きです。様々な思いがあるなか、素敵な曲を作ってくれて本当にありがとうございます。

超特急「a kind of love」インタビュー|僕らには君が必要なんだ “明日という始まり”に6人の思い乗せて - 音楽ナタリー 特集・インタビュー (natalie.mu)

ナタリーのこのインタビューのタカシの発言が素敵だと思ったし、同時に、勝手に不安に思っていた事が恥ずかしくなった。

タカシは私のようなにわかファンが杞憂するまでもなく、バックボーカルとして歌を届ける覚悟を持って、今もグループにいるのだ。タカシの歌とインタビューが影響して、超特急の事を応援したいなと強く感じた。

a kind of loveのあとにリリースされたParty Maker。バックボーカルとしていつも構成でいえば後列角にいるタカシが、前にバーーン!と出てきて、歌う!踊る!というMV。それはもう狂ったように聞き込むことになった。MVを見まくったのはAC部の影響もある。

『a kind of love』と『Party Maker』が私の中で大きく印象に残って、タカシを応援するぞ!こんな人材はもっともっと広い舞台で輝いてほしい!と思い、私はタカシ推しになった。 

2018~2019年末頃まではちょうど人生の色々なことが忙しい時期で、超特急のライブに行く事は叶わなかったが、超特急の事はずっと好きなままだったので、FC非会員なりに追える情報だけ追うという状態だった。

時間とお金に余裕が出来た2020年1月に、ようやくアリーナツアー『Revolución viva』に初乗車する予定がたった。🐱に声をかけてもらった。

🐱がいなかったらレボビバで初乗車することも叶わなかっただろう。🐱、本当にありがとう。

危うく感動で参戦服を白タイツにするところだった。※🐱はリョウガ推し

Revolucion viva 

初めて生で見た超特急は5人だった。

圧巻。あっという間に時間が過ぎていった。 私が知っているCD音源のタカシより遥かに生歌のタカシの方が上手く、震えた。ペンライトを振る事も忘れて呆然と立っている瞬間が何度もあった。 メインダンサーの4人も隙がなく、全力でぶちかましていた。言語化が難しいけど、遠い客席にいる私にも力強さを感じるダンスをしていて、生で見る4人のダンスの方が圧倒的にパワーがあった。忘れられないライブになった。このライブでよく覚えているのはカイのパフォーマンスで、憂いを帯びた表情がアップでスクリーンに映し出されるたび、雄叫びをあげそうになった。

私は過去に10年間ほど東方神起のライブとコンサートに通っていて、その時の経験から、「MVより何より、生のライブと生歌が勝つ」というのはよく理解していたはずだった。

しかしながらレボビバで「ライブ感っていうのは…こう!!」という熱を、久しぶりに全身で浴びてしまい、何にも代え難い感動をダイレクトに受け、要所要所で泣いた。オタクのコーレスの力も大きかったかもしれない。物凄い一体感があった。

レボビバの頃はユースケの体調が芳しくなく、半年以上5人体制でライブをやっていた事は知っていたが、生で見ると寂しい気持ちは消えなかった。

なにしろバッタマンから超特急にハマった身なので、生でユースケを見るまでは、「真のバッタマン」を見たことにはならないと思っていた。 それでも超特急メンバーは「ユースケ推しおよび8号車がさみしくならないように…」とユースケのコールを5人でカバーしたり、舞台上でユースケのグッズを見につけたりしていて、そんな優しさにふれてホロリと来そうになったのをよく覚えている。

5人体制期 

2020年2月、ユースケの脱退が決まった。本当に悲しく、やるせない気持ちでいっぱいだった。リアルに忙しい環境にあったとはいえ、2018年頃のユースケをライブで見られなかった事を、今でもずっと悔やんでいる自分がいる。

ユースケのパフォーマンスが好きで🐱からもよく評判を聞いていて、絶対に見たいと思っていたし、Twitterで見つけたユースケ推しの8号車がツイートをしているのをよくウォッチしていたので、ブラウザ版Twitterからブックマークしておいたユースケの好きなところ、好きなパフォーマンス、好きな言動集…といったツイート群を見返して、また悲しくなった。

この悲しみの中、気付いたら世界がコロナウイルスに脅かされることになり、超特急のライブに行く機会が物理的になくなってしまった。さらにライブのない間に事故で車が大破したり原因不明の持病が発症したり、自分のことに精一杯だったので超特急のことは2020〜2021の間はほとんど追えなかった。リリースされた曲だけちょくちょく聞いていた。

体と心がだいぶ元気になった2021年秋、再び🐱の誘いで、久しぶりに超特急のライブを見に行くことにした。さいたまスーパーアリーナで開催された10周年記念ライブ『DANCE DANCE DANCE』である。

DANCE DANCE DANCE

2年近くぶりの超特急!見たい曲聞きたい曲がたくさんある!と、テンションは高かった。ライブグッズの顔トレーナー(いまも大事に来ています)で無事タカシを購入し、実感が伴わないままライブ当日になった。

たまアリには、変わらずパワフルで愉快で楽しい超特急のライブが存在していた

特にアンコールで大好きなParty Makerが流れ、イントロからブチ上がりすぎて我を忘れてMVの中の皆さんのように叫び出しそうになった。まさかやってくれると思ってなかったので、信じられないほど新陳代謝があがり、ジムで2時間運動するより1回Party Makerする方が健康にいいのでは?というほど大汗をかいた。

タカシって本当に歌がうまい。このうまさを維持するために普段からたくさんの努力をされているのだろうな……と胸が熱くなった。なにより、こんなにメインダンサーに混じって踊るターンがあるのに疲れを見せない全力の歌声を響かせている姿、本当にかっこよくて痺れた。しばらく超特急に触れていなかったが、ライブに来たおかげで超特急のアツさを思い出せた。

今回は10周年ということで、レボビバでは聞けなかった曲をメドレーで、Short verでも聞くことができたのは大きかったと思う。もう1〜7号車の口上を含む曲は聞けないのかなと諦めていたので、涙が出るほど嬉しかった。

DDDのあとに開催された春のホールツアー『Progress』にも無事乗車した。具体的な感想はここでは割愛するが、またホールツアーに行きたいと願うほどに楽しい思い出になった。

新メンバーお披露目

Progress開催前に『超特急募』の受付から選考実施中のアナウンスが運営からあった。この頃はワクワクより不安が大きかったなと思う。

何人入るのか、バックボーカルは何人採用になるのか、もうこんなにオリメン5人が大好きなのに、新メンバー含めた超特急を超特急として、私は歓迎できるのか?Progress ツアーファイナルのお披露目の瞬間まではずっと不安だった。

この新メンバーの温度感によっては、私はもう今後超特急のライブには行けないかもしれない……と軽く落ち込みながら、ツアーファイナルを迎えた。

ワウワウに加入している🐱がリアタイしてLINEで実況(文章)してくれていたのと、すぐに新メンバーのお披露目に関する生配信がyoutubeで開かれ、視聴した。

全員良くないか?

お披露目動画を見て、前述したような諸々の不安は、スポンと飛んでいってしまった。

新メンバー、ダンスがうますぎる。あと新しいボーカルの人、ハイトーンボイスに安定感があって信頼デカすぎる。どういう事?全員大好きになっちゃいますけど……

特にビックリしたのは13号車アロハの陽気さ。笑顔も素敵。こんな、見るからにイケメンで、ダンスもパワフルな人、どこにいたんですか!?あとで🐱に教えてもらったが元々EBiDANの人だったらしい。EBiDANって天才集団なんでしょうか?

新メンバー次第で夢8継続云々を考えていたけど、前言撤回で絶対絶対新メンバー込みの超特急を生で拝みたくなり、次のライブも絶対に、行くぞ!!と誓った。

アリーナツアー2022 新世界-NEW WORLD-

アリツアまでに宇宙ドライブなどがリリースされ期待値が極限まで高められた状態で乗車。クリスマスの代々木はありえないほど大量の人間がいて、開演までに着くかどうかヒヤヒヤした。人生でクリスマスに外出することがほとんどなかったので、代々木体育館と青の洞窟がまあまあ近いことをこの日はじめて知った。そりゃ 混みますよ

今回は単番参戦でたまたま列の端っこだったので、左半身が隣の人を気にすることなく暴れることができて楽しかった。今まで全ての超特急現場で連番していた🐱は別件により不在。

アロハ(ターコイズ)のペンライトを持つかどうか会場に着くまで悩んでいたが、着いたらアロハとハルのペンライトは完売というお知らせがあったので、タカシ(ホワイト)4本持ちで落ち着いた。

結論から言うと、本当に行って良かった。

バックボーカル2人の歌に何度も泣かされた。タカシがシューヤという相棒に背中を預けて、2人で美しいユニゾンを生み出していることがこんなに泣けるものだと思わなかった。シューヤが前に別のグループに所属していた時から歌に真剣な人であることは聞いていたが、いざライブで聞くと余裕やキャリアを感じる安定感に感動し、ますます心を震わされた。

マサヒロ、アロハ、ハルも期待値はるか上のパフォーマンスをしていて、オリメンもそれに負けない超特急らしさを存分に発揮していた。それぞれのパフォーマンスに言及し始めると長文になってしまうのでまた別記事にしたいと思うが、私自身ストリートダンスをやっていたうえに「ダンサー」のオタクなので、ダンサーの層が厚いと目が足りなくなって困る。こんなに幸せなことが新メンバー加入後に起こるなんて知らなかった。

また、ハルをセンターにおいた「フル尺の全力バッタマン」を生で見ることができたことが心から嬉しかった。叫んでしまうかと思った。

超特急フルメンバーでバッタマンを見ることは私にとって大きな意義があったので、一応トンチキソングのカテゴリなのに、普通に号泣した。私と同時期に超特急にハマった人は新世界のバッタマンでたぶん同じ気持ちになったんじゃないだろうか。この日に9人が見せた魂のバッタマンを見る為に、私は夢8を更新し続けていたのかもしれない。一片の憂いも見せず、センターで変顔・奇声・暴れ回るハルを見て、超特急の輝かしい未来を感じた。

超ネバギバDANCEもすごく感動した。個人的には7人体制時代を象徴する曲だったので、新世界のこのセトリにこの曲を組み込むことにチャレンジ精神というか、新しい超特急を、これからも見せていくぞ!!という気概を感じて、最高の気分だった。

ご乗車ください を受け継いだユーキくんの声、忘れられない。鳥肌たった。

総括

先日のぴあアリのライブに2日連続で乗車した興奮と余韻で書き上げた記事、粗さが目立って申し訳ない。

しかし何より書きたかった「あの頃超特急にハマったオタクもここにいる」ということ、これを読んだ方にも伝わったら嬉しく思う。

超特急と同じ時代を生きていられることに感謝しているし、先人たちがいなかったら私も超特急を知ることはなかっただろうから、ここまで超特急を応援してきた先輩8号車を本当に尊敬している。

私は超特急を知って好きになった年数の割にはあまりライブ参戦数が多くない。コロナと持病と仕事に邪魔されたということで、健康な体と健全な精神をなんとか維持して、今後も超特急のことを全力で応援していきたいし、もっとライブに乗車したいと思う。

夢8、今年も継続!絶対に絶対に東京ドーム行って超特急と最高の景色を見たい。

これからも応援しています。

 

@asua
元気な社会人オタク 好きな声優の出身地にふるさと納税するのがマイブーム