家族に誘われてディズニーのプライベート・イブニング・パーティーへ行ってきた。これはいわゆる懸賞で当たる時間限定のパークチケットで、19:30〜22:30までパークで遊べるものだ。特別なショーなどはないが、人数が制限されているため、快適にパークを満喫できる。3時間しかないので事前に周りたい場所は決めていったのだが、それでもあっという間の3時間だった。
まず、通常だったら抽選に当たらないと見られないクラブマウスビートに並ぶ。通常でもステージで行われるタイプのショーは初回並べば見られることが多いのだが、このショーは夜のほうが個人的には好きだ。照明の感じや衣装の蛍光塗料のような光具合を見ると、夜見るのを前提にしてるのかなとも思う。ショーの最後のパートは40周年バージョンとして特別な演出になり、私はこのパートが1番好きなのだが、40周年の終わりと共にこの演出も終わるらしい。悲しい。
ショーを観た後は今年クローズ予定のスペース・マウンテンに乗る。前回乗った記憶がほぼないほど久しぶりに乗ったのだが、この歳で乗るスペース・マウンテンは凄まじい。加齢と共に三半規管の衰えを感じる今日この頃だが、めちゃくちゃに酔った。何なら乗ってる最中「降ろしてくれー!!」と思った。降りたら降りたで平衡感覚を失っており、床がグニャグニャしている。今の時点でこれだけのダメージを負っているので、2027年のリニューアル後に果たして乗れるのだろうか。ジェットコースターが楽しめるのは若者の特権だった、ということは事前に教えておいて欲しかった。
最後はベイマックスのハッピーライドに乗る。いつもなら行列のため遠くから眺めるだけの乗り物に乗れるのも、このパークチケットのおかげだ。遠くから眺めていると大体みんな踊っているので、どんな乗り物なのかと思っていたが、ベイマックスが音楽に合わせてコースターを引っ張ってくれるらしい。すでにスペース・マウンテンでいろんな方向に引っ張られているので警戒したが、小さい子とも乗れる楽しい乗り物だった。毎回違う音楽が流れ、キャストさんも踊っているから、この乗り物の周りで踊っている人が多いのだなと納得した。以前、別の日にランドに行き閉園間近にハッピーライド付近を通った際はこの空間だけクラブかと思った。
ハッピーライドに乗った後は残り時間もわずかになっていたので、ココアとホットドッグを買って普段より人の少ない園内を眺めて過ごした。おそらく待ち時間の少ない乗り物に乗ればもっと効率的に回れるのだろうが、普段抽選に当たらないと観られないショーが見れたり、気になっていたけど乗れていなかった乗り物に乗れたので満足だ。いつの間にか、自分もこうやってのんびり過ごすのが丁度いい年齢になったのだなという事を実感する。
パークから帰ってからも家族はまた応募する気満々なので、私も引き続き協力する予定だ。