先月の記事を見てみたら「3月より余裕がある」と書いてあったが、休日はほぼ外出で先月よりまとめるものがない。何を見て「余裕がある」と言っていたのか?先月の自分を問いただしたい。4月後半はずっとやろうと思って着手できずにいた人外アンソロ用のイラストを描いていた。最後にラフを起こして仕上げるようなイラストを描いたのがハロウィン絵だったので、半年前ということになる。時間の流れが早すぎて、これを書きながらゾッとしている。あと半年経ったらもうハロウィンが来るんですか?一応、アイコンのキャラがジャック・オ・ランタンなので、ハロウィン絵はちゃんと描いてやろうと思っています。
「ラフをしっかり作れば迷走しない」という話を聞き、今回は色までしっかり描いたラフを制作した。毎回テキトーな工程と描き方をしているから、最後で迷走するのだ。話は逸れるが、先日見た字書きさんのプロットの立て方動画で、始めにメモとして「何を書くか」が細かく書き出されていたのを見て、絵も文も設計図が必要なんだなぁと思ったので、この記事も一旦紙に適当に書き出してから書いている。なんとなく書きやすくはなったけど、まとまっている気はしない。文章難しい。
(左)大ラフ、いつもだったらこの状態から本番の絵を描いている。(右)大ラフを元にポーズ、色をつけたラフ
ラフとは別に、今回参考画像を用意する際にシャッターリモコンを使用した。今までセルフタイマーで自撮りして参考画像を作っていたのだが、ポーズを維持するのが難しいうえ、手軽に写真を撮れないストレスがあり、撮影に失敗してもサッと撮り直しができるシャッターリモコンはかなり便利だ。スマホのカメラロールに自分の謎ポーズ自撮り写真が増えていくことに関しては、目をつぶっておく。ネットで参考画像を集めたり、3Dモデルを使ったりすることもあるが、やっぱり自撮りするのが手っ取り早くて楽だなと思う。昔、絵のすごく上手な人が「ずっと手の参考画像を探していたけど、自分にも手があることに気づいた。最初から自分の手を観察すれば良かった」とこぼしていて、それがずっと頭にあるからかもしれない。描くことを極めてきた人でもそういう瞬間がある、ということが新鮮だった。
ラフをしっかり制作したということもあり、いつもより迷走せずに制作できている。描きながら「こうしたほうがいいかも…」となるのは仕方のないことなので、多少の迷走は多めに見てほしい。この調子で最後の調整まで走り切ろう!
大体塗り終わった。ここからもうちょっと調整するぞ!