3月は中旬〜下旬まで元気がなかったので枚数は少ない。今も元気かというと割と微妙だ。最近は天気の影響を受けやすいこともあり、自分の体調と相談しつつ、やっていくしかないなという今日この頃だ。
引き続き、加藤公太先生の『はじめてのアナトミードリル 骨の基本 1』のトレース。3月はあまり進められなかったが、やっと半分くらいまできた。
(左)薬局へ薬をもらいに行ったら「1時間待ちです」と言われて急に暇になったので、近場のカフェに入って描いた。目の前がケーキ屋でちらほら人がいたので、その人たちを描いていたのだが、同じ「ショーケースを見る」と言う動作でも、一人一人違う動きをしていて面白かった。みんな違う人間なので当たり前なのだが、こういうことを結構忘れる。
(右)ドーナツが食べたくなりミスドに入ったときに描いた。細部ばかりに目が行きがちなので、細い線が書けないトラディオプラマンと筆touchサインペンで強制的に細部を描けないようにした。最近考えていることして、人の目が物を捉えるとき、「大まかな印象→細部」の順で見ているんじゃないかという考えがあり、大まかに形状を捉える練習をしている。たまに聞く「人は見た目が9割」みたいな話も、細部(中身)を先に判断するより見た目(大まかな印象)で最初に判断したほうが効率がいいからなんじゃないかと思ったりもする。そもそも初対面で対面する場合、最初の判断材料がそれしかないと言うのもあるだろうが。話が思いっきり逸れた、人間って複雑なようで単純なのかもしれない。
X(旧Twitter)で「豆もやし栽培祭」に参加して、ちまちま描いた。「豆もやし栽培祭」とは、20秒ジェスドロを1ヶ月続けるというイベントだ。詳しくはボーンデジタルさんのブログを確認されたし。(http://blog.livedoor.jp/sully_bdpub/archives/36207931.html)昨年の秋にもやっていたのだが、その時は途中でやめてしまい、今回は数日ごとにいっぺんにやる事で完走できた。この一ヶ月テンプレートにまとめると達成感がすごい。
3月のマッスルクロッキー会(https://yurihorikawa.com/muscle_croquis/)に参加した。モデルさんの筋肉量がすごくて、美術解剖学の本に載っているような「筋肉ごとに色分けされた図」の筋肉が目視できるほどだった。特に太ももの筋肉が体の前方に張り出していて、人の筋肉って鍛え上げるとこんなに大きくなるのだなと改めて思った。前回のモデルさんはゴツゴツとした印象があったのだが、今回のモデルさんは全体的に丸い印象だった。筋肉にも個性があるのだなと思うと同時に、自分の制作物で理想とする筋肉はどのような筋肉なのか考える必要がありそうだとも思う。今回、クロッキーをする際に、鉛筆のお尻のほうを持ち、なるべく筆圧が強くならないようにしてみたのだが、薄い線の中から理想の線を発掘するような感覚があり面白かった。ただ、5分や3分といった短い時間では線を発掘する時間もないので、通常の持ち方で描いたほうが良さそうだ。
今月は花粉や仕事も落ち着いて、3月よりは余裕があるんじゃないかなぁと思っているので、まずは人外アンソロの絵を描きたいな。あと、相変わらず絵を描くハードルが高いので、もっとワンドロとか気の抜けたらくがきとかしたいなーと思いつつ、TLを眺めると心理的ハードルが上がっていくので何とかしたい。このハードルは私が勝手に上げたハードルなので、私がさっさと下げればいいだけの話である。はい。