【一次創作】もしトアル軍団の世界に迷い込んだら会うべきキャラ4選

Asyu-Kunaruse
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皆さんはじめましての方ははじめまして、既にご存じの方はこんにちは。あしゅさんこと、紅成瀬 亜柊です。

今回はキャラの厳選紹介シリーズとなります。

その名も「トアル軍団の世界に迷い込んだら会うべきキャラ」。

生きる上で要となるものの数々を失くしてしまった孤児たちが奮闘し、現代チックだけどもどこか殺伐とした世界であるトアル軍団。個人的にそそる部分がありますが、やはり私たちが生きる世界とは違う世界なので、迷い込んでしまうといつどこで何に殺されてしまう可能性ははかり知れません。

そんな時に、必ず手を差し伸べてくれるキャラを4人紹介していきます。

注意喚起として、この記事には本編トアル軍団のネタバレを多く含むので、本編を楽しみに待ってくれている方は、申し訳ありませんがブラウザバック願います。そして、ネタバレや本編の流れなどは、今後変更される可能性がいくらでもありますので、ご了承ください。

①明志  未来

ではもしトアル軍団の世界に迷い込んだら会うべきキャラ1人目は、[厳格な孤児軍事長]こと明志 未来さん。

整えられた青髪を綺麗に結び、堂々とした態度で明志一家を引っ張るその姿には、少し近寄りがたいお姉さんなのが特徴ですね。

まず彼女について紹介しましょう。

初登場は本編第2章、第8話〖歩め 己の思うままに〈来〉〗。2章の最終ボスとして登場しますね。舞台である新潟県の明本村から、ひなた達のさいたまに引っ越してきた中学3年生です。シェラさんと同い年で、カサタさんやスピさんアケさんは彼女の先輩に当たります。彼らもミライさんのことは、高校になっても覚えているようですね。そして彼女の一番の特徴は、何と言ってもあの多すぎる兄弟たちですよね。7人もいる兄弟姉妹の長女。トアル軍団の中でもかなりの胸糞育て親に苦労した子供の一人です。

そんな彼女が、迷い込んでしまったら会ったほうが良い理由は三つ。

一つ目は、彼女ならではの面倒見の良さです。

7人もの姉弟の長女となれば、一家の支柱になり引っ張ることになります。親に苦労しながらも、曲者ぞろいの姉弟たちを引っ張っている、その経験値を持っているのは、かなりアドバンテージになりますね。さらに彼女は、ひなた達が通う市立珠代中学校の生徒会長も務めています。安心感が強い。

二つ目は、彼女が持つ実力・職務実績ですね。

そもそも明志一家と言うのは軍事の家系で、長女である彼女がその血が濃く戦闘面ではかなり高評価。トアル軍団で例えると、アキナちゃんくらいの戦闘能力を持つほどの体格・体力持ちです。能力は「想像力・貫通性を操る能力」。軍事の家系の一人として、人食生物たちとの戦争の記憶が鮮明に残っている中目覚めた能力で、取り寄せた情報から過去、現在、未来の景色を創造するというもの。勘は鈍いし自分にも他人にも厳しい厳格な人ですが、出現区域とそれなりの顔の広さによるコミュニケーション能力で、自身の所持能力活性化を図ていますね。この能力を駆使し、家族を守っています。きっと迷い込んでしまった人も受け入れ、助けになってくれるでしょう。

最後三つ目は、明志家というオプション。

正直、これが一番の本命かもしれません(笑) 厳格な性格をしているとお話ししましたが、常にそういうわけではないです。彼女だって、もとは平和に暮らしていたかった人間。家族と一緒にいる時は感情豊かなお姉ちゃんです。姉弟たちとも仲良しなので、避難先として明志家にお邪魔させてもらえれば、癖の強い子たちというオプション付きに。あのこまっちゃんの手料理が食べられるのが一番でかい。この一家にいればしばらくは外の異変による畏怖もないでしょうね。

②Syera・Kallsia

さてミライさんで繋げて次に紹介する、トアル軍団の世界に迷い込んだら会うべきキャラは、[母性ありきの裏表ラバーズ]Syera・Kallsia。

ミライさんと同じく青色の髪を、サイドテールにした糸目の少女。常に傘を持っており、のほほんとしているのが第一印象の人も多いでしょう。

トアル軍団の母親的存在の彼女は、本編第4章、第4話〖甘いものでも〗で初登場します。結構後の方なんですよ。フランスから日本へ引っ越してきたというかなり異質な存在ですが、これは家族とのいざこざでそうなってしまったとのこと。一応日本の住居にもメイドさんが何人かいらっしゃるようです。

そんな彼女に会ったほうがいい理由が二つ。

一つ目は、何と言ってもあの母性です。

皆とお話ししながらお茶をするのが唯一の楽しみで、そのために自分でお茶菓子などを作り、誰かを呼んで5時間くらい喋るんだとか。人の話を聞くのがすきなようです。よくお茶会に誘われるハヅキからは、まるでこどもから話を聞き出そうとしながら話していて、聞き上手と評されています。

そして、彼女が母性溢れる母親的な存在と言える証と言えば、記憶喪失のストリアとの関係ですね。記憶喪失で意識が朦朧としていた彼をある場所から引き取ったのが、シェラとストリアの出会いです。なぜ引き取ろうとしたのかは判明していませんが、それから、彼が仕える主人と共に暮らすようになるまで、彼女はずっと彼の母親かの様に彼の面倒を見ていたのです。もちろん今は彼だけにとどまらず、トアル軍団の皆の面倒を見ていますよ。

二つ目は、彼女特有の危機察知能力です。

皆様は恐らく、この記事を亜柊のTwitterことXアカウントからご覧になっていると思います。彼女箱の創作でのメインキャラの一人。現在ならキャラクターシートが完成しており、彼女の説明にはこう書かれてあったはずです。

「裏表がかなり激しい」や「あの糸目が開眼したときは完全に”本性”が出ている」と。

少し、困惑してしまった人ももしかしたらいるかもしれません。ですが実際その通りです。まぁ、糸目キャラは裏切りがちとも言いますがね…。

ここで重要なのが、彼女が目を開き裏面が切り替わる条件。彼女が開眼する条件は、トアル軍団のメンバーの中ではまず起こりえないと、本人が証言しています。彼女曰く、「彼らはいつでも本当の私を受け入れてくれる、自分が一番ありのままでいれる居場所」なのだと。どうやら彼女は、本性を隠しながらの生活を余儀なくされていると…。そんな過去に関しましては、また次の機会に…。

話を戻しまして、なら何が彼女の性格に裏表の差に激しさが現れるのか。それが他でも無く、危機察知能力。自分の身または大切な仲間の身に何か機転を察知すると、優しかった顔を翻し、つららの如く冷たい眼差しと言葉で突き返します。大事なものを守るための必須な一面なわけですね…!これもまた、彼女の生まれ持つ母性でもあるのでしょう。

③Serious・Kindly

お次に紹介するのが、[無慈悲な霊魂の宴に並ぶ生者]Serious・Kindly。

髪のカラーリングに少々首をかしげたくなる、肩につかないほどのぱっつんなのに、なにか独特な個性を感じる不思議なキャラクター。実はこれイメージカラーを青にするか緑にするか迷った結果だったりします(笑)

この子は本編第3章、第6話〖生死の境界線〗にてまたしてもこれまでとは一風変わった初登場を果たす異例なキャラ。京都出身で、難関四年大の問題をいとも簡単に解いてしまう天才児です。かなり年が離れた姉に優美さんがいますが、あまり仲良くしているわけではない様です。ヒビキの妹であるミサキちゃんや、明志一家次女のマコトちゃん、時計塔組のストリアやクロ様と同い年でクラスメイトですね。

トアル軍団の世界に迷い込んだら会うべきキャラとして厳選された理由は二つ。

一つ目は、頭の切れの良さとその冷静・ストイックさです。

スリアス君は常に張り付けた人形のような無表情をしています。そんな彼、その顔にあった冷静な性格で驚くことを知りません。クラスメイトからは「何かがおかしい子だけど困ってたら絶対助けてくれる子」という、とにかくなんかやべぇけどめっちゃ優等生、で認識させているようです。なんだかんだストリアに似てますね、類友。そして、常に向上心にあふれているストイックな子なので、自ら何か調べたり、興味ある人に対してはかなりずいッと距離を縮めていく子です。もし違う世界から誰かが迷いこんできたのなら、彼なら間違いなくずいッと現れ、帰る手段を見つけてくれることでしょう。

二つ目は、帰る手段を的確に見つけ出してくれる点ですね。

皆さんは、亜柊のTwitterに投稿されたスリアス君のイラストはご覧になられたでしょうか。彼、なにか連れてますよね?幽霊みたいですね。この子はミタマといい、現在彼が育てている水子霊です。ミタマとの出会いは彼が受けた被虐的なある実験で、その内容は「生身の人間でも冥界に行くことは可能なのか」という倫理観バグってる実験。特に驚きなのは、実験体となったスリアス君はこの実験を成功させて帰ってきたという結果に。その証拠品が、ミタマというワケ。つまりは彼、今ではこの世とあの世を行き来するとんでもない子になってしまったのです。これが一体何を表すのか。彼はトアル軍団の世界のこの世から、あの世と通して、迷い込んだ人が住むこの世へ返すことができるわけです。彼にすがるのが最適なのかもしれませんね。

④瞬時 響

さて、最後に紹介するトアル軍団の世界に迷い込んだら会うべきキャラは、[飛び火食らう夢と現のストーカー]瞬時 響。

古参の人からしたら最早おなじみ、トアル軍団唯一の黒男の娘枠。ウルフカットの艶やかな黒髪、尻尾部分を伸ばしっぱなしになっているその容姿には定番すぎて逆に男の娘だと分かりやすくなっております。十八番男の娘。

初登場は本編第1章第6話〖兄の病室〗、ハヅキとの対話にて初登場し、この章のラスボスとしてひなたに立ちはだかります。もはや周知されているかもしれませんが、父によって患ったがん患者。身体的にも精神的にも限界を迎えていましたが、ひなたと交わりほぼほぼ完治までなっているという、俗にいうお姫様ポジにいます。

そんな彼がトアル軍団の世界に迷い込んだら会うべきキャラとして厳選された理由は

一つ目は、圧倒的な人脈の広さです。

おかげさまで、ヒビキ君のイラストは毎度たくさんの反応をいただいています。感謝です。誕生日イラスト2024を描く際に、同時に主役から見た人脈図もどきも作成し投稿を始めました。見てもらった方はもうお分かりかもしれませんが、ヒビキ君の図は情報量多めでぎっちぎちだったと思います。それだけ、彼は話しかけやすい・他人によく話しかける性格なんでしょうね。見つけるだけでこの世界での生死の危機は免れそうですね。

二つ目は、随一の回避速度です。

一件何ら関係ないと思われそうですが、迷い込んでしまったのなら必要なのかもしれない、おまけ程度のものです。彼の所持能力である”瞬間移動する程度の能力”は、他人の誰かと手を繋いでいたらその人と共に瞬間移動するという特性があります。この能力の逃げ足の速さ、移動速度、安全性の良さなどを総合したら、トアル軍団の中では団長よりも真っ先に会うべきキャラかもしれませんね。

それでは、今回はここまで。

他のも面白そうなネタがあれば厳選してキャラ紹介していきますので、わたくしの垢、Twitterなどもご確認ください。

そのほか、人気キャラ総選挙などもご紹介していますので、よろしければあわせてご覧くださいませ。

それでは、ご閲覧ありがとうございました。

@asyu
主な活動場所はTwitter。 自分で創っている一次創作【トアル軍団】に関する企画やネタの紹介をしているのに生きがいを感じているアホ。