随伴現象説

今読んでいる本に書いてあった興味深い話。

人に強要されたにせよ真似したにせよ、誰もが自分でやろうと思って行動しているつもり。

でも随伴現象説は、意思は行動に一切影響を与えない、意思は行動が起こしている副反応に過ぎないという説。

例えば、お腹が空いて今日は絶対カレーライス食べるぞ、とココイチに向かい自分の意思でカレーライスを注文しているつもりだけど、そうではなく、身体が空腹を察知してカレーライスを食べたい状態をセットし、その副反応として表面ににじみ出たのが「カレーライス食べるぞ」という意思という訳。

つまり人間は身体が勝手に動いていて、そこからにじみ出た身体の欲求を見ているだけ。ずっと自分が主役と勘違いしたドラマをボケっと見続けている状態ってことかな?

人間の脳の意識のほとんどは無意識で、自覚している意識は数%しか無いって話もあるし、身体の中で勝手に何が起こっているのか良く分かってないし、随伴現象説、言われてみるとそんな気もしないこともない..。

@ataka
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