オランダの就活にはLinkedInということは聞いていたが、最近も知人から改めて言われたので休止していた自分のLinkedInを久しぶりに開いてみた。知っていたが改めて。LinkedInが苦手である。
まぁLinkedIn好きなんだよねっていう人には会ったことないので、みんな渋々就活とか仕事のために使っていることは百も承知であるが、やはり自分はこのサービスを好きにはなれない。知ってる人のキャリアにおけるキラキラした話を読むだけでうっと気分が悪くなる(別に彼らに罪はない)。中には個人的な事情を知っている人もいるので、素晴らしいキャリアの裏に色々苦労があるのもわかるのだが、プラットフォームの性質上いい面ばっかりが強調されるし、こうすれば就活(そして人生)うまく行きますよと言わんばかりのTipsみたいなものも流れてくるので、ただただ辟易としてしまう。LinkedInがないと雇ってくれないようなところとは根本的に相容れない気がするのだが、自分みたいに仕事を選ぶ立場にない人間はおとなしく世間の流れに従うしかないのかもしれない。
とはいえ全ての仕事がLinkedInでしか手に入らないわけではもちろんなく、結局人とのご縁が強いと思うのだが…しかし私は本当に今何もしたいことがなくて、何の仕事につけばいいのか全くキャリアに関して計画が立たない。今はビザの要件でオランダ語の試験に合格しなければならないので、しばらくはバイトをありがたくさせていただく一方語学勉強でいいのだが、オランダ語も一旦落ち着いたらどうしよう。もっと時間ができてこのままではダメだという気持ちがより一層強くなり鬱々とする未来が容易に想像できる(というか今もそういう感じは若干ある)。
というようなことを友人に話していたいたら、これはまさにミッドライフクライシスではないかということであった。Wikipediaを見ている感じだと、これだわこれこれというものがいくつかあって、あぁ自分も順調に(?)年老いているんだなぁとしみじみ実感した。