プレッシャーを感じるときの考え方

aufhebennn
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スポーツにおいて、マッチポイントを取ってから思い通りプレーできなくなり、逆転されてしまうことは誰しもある。これは、勝ちを意識することで「失敗したくない」という感情が強く働くことで起きる。

自分はプレッシャーの高い試合において、どちらかというとパフォーマンスが落ちないタイプだった。自分で勝敗が決まる団体戦のラストや、全国大会がかかった試合であってもいつも通りプレーできるほうだった。

それは、そういった場数をふんでいるからということもできるが、経験が長い選手でも明らかにプレッシャーに弱い選手は多くいる。練習での実力よりも、はるかに低いパフォーマンスしか出ていないのは見たらわかる。

自分がやっていた卓球は一点ごとにプレーが止まるスポーツなので、ポイント間に少しの時間がある。その時間でどのように考えるか、メンタルを整えるかでパフォーマンスが大きく変わる。心が揺らいだままプレーに入っても絶対に良いパフォーマンスは発揮できない。

自分の考え方としては、とにかく目の前の一点をどうやって取るかしか考えていなかった。そして失点したときは、全力を尽くした結果だから仕方ないと自分に言い聞かせていた。とにかくそれを何度も繰り返していた。重要な場面ほど、この言葉に勇気づけられる。

この「全力を尽くす以上のことはできない」という考え方は、スポーツの枠を超えて、自分の指針になっている。どんな失敗をしたとしても、コンディションが悪くても、違うことを考えてしまってうまくいかなくても、それはそのときの全力だったと自分は考える。

「こうしていたら、もっとうまくいったのに...」とは絶対に考えない。あらゆるミスも含めて全力だったと捉えることで、気持ちが楽になり、結果的に自分らしいパフォーマンスを発揮できると思う。

ほかにも、スポーツを通してメンタルへの捉え方や考え方はいろいろ持っているので、書いていきたい。

@aufhebennn
まとまっていない文章を書くところ。備忘録。 「aufheben」という言葉の意味は、矛盾・対立する事象からより高い次元での答えを導き出すこと。