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日記(2026/9/19ー9/20)

八月の光
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公開:2026/9/20

2026/9/19(土)先週先々週とトレッキング旅行へ行っていたので、久しぶりに家にいる土曜日だ。ボルシチとロールパンで朝食を済ませて、ジムにて筋トレと有酸素運動をし、雨が降り出さないうちに買い出しへ行った。2026年度も半分が終わろうとしているので、節目の大掃除をする。普段からこまめに掃除をしているつもりなのに、どういうわけか暮らしの澱が溜まるのだった。呼吸しているだけで老廃物が出るように。ドラッグストアで、プロ仕様だという強力な住居洗剤を買ってみたが、あまり効果は感じられず。ラグを干したいのだが、しばらく晴れ間を見ない。シーツ類も干したい。

 夜、グラタンを作る。生クリームやバターはあまり得意でなく、カロリーも高くなりがちなので、そうならないレシピを考えて以前日記に書きつけておいたので、探し出してくる。少しレシピを更新しておくと、ホワイトソースは牛乳400ml、フレッシュチーズ60g、薄力粉40gで作るのがいい。小麦粉は篩った方がいいが、多少ダマになっても問題なし。少し緩めのソースだが、私の好みはこれくらい。具材は塩と胡椒で揉んだ鶏ささみ、素焼きしたレンコン(過去の自分に従ってつまみ食い用を作っておいた)、きのこ類。マカロニは50g。これで3食分ほどになる。オーブンで焼いて、ちょっと焦げて固くなったマカロニが美味しい。

 昨夜、少し読み残したキングストン「チャイナ・メン」を起き掛けに読み終える。ハン・ガン「ギリシャ語の時間」をもう一度読みなおす。何か見逃しているような気持ち。あまり私には合わないという印象が覆らないのだが、他の小説も読んでみたいという(合わないから読まないとか、読む気がしないから読まない、というものではない)。寝る前に、アントニオ・タブッキ「遠い水平線」を読み終える。水平線に向けて船を出しても決してそこにたどり着くことはない。タイトル通りの小説で、面白かった。ベッドでイスマイル・カダレ「夢宮殿」を少し読み始める。

2026/9/20(日)悪い夢を見て寝覚めが悪い。腸がはみ出した男が小部屋を歩き回っているのを画面越しに見ていて、カメラ越しに何らかのアピールをしてくる男の様子を観察していた。その男の顔に斑点が殖えたり減ったりし(草間彌生的な斑点である)、集合体恐怖症を発症しそうな感じの夢。多湿で寝苦しかったのかもしれない。昨晩作ったグラタンと、先週のボルシチの残りで朝食。バルコニーに雀が遊びに来て、チュンチュン鳴いて、去って行った。ジムにて筋トレと有酸素運動をした。台風はまだ遠いが、しとしと雨。

 イスマイル・カダレ「夢宮殿」を読み終える。「砕かれた四月」に続いて、カダレは2作目。主人公はアルバニア系名家の若者で、「夢宮殿」なる夢分析を行う官庁に就職することになる。「夢宮殿」ではオスマントルコ帝国各地から人々の夢がかき集められ(市井の人々は夢を見ると役所に届け出る)、その夢に戦争や騒乱、国家の未来を読み取るのが夢宮殿の役割である。舞台となっているのはオスマントルコ帝国だが、国家機構(あるいは官僚機構)という巨大なブラックボックスの風刺のように感じられる。《選別》《解釈》《資料室》など様々な部署が出て来るのだが、典型的なセクショナリズムに陥っていて、本来ないはずの部署間の序列関係が形成されているところなど、組織が本来の設計の意図から離れて自走していく(しかも悪い方へ)様子が生々しい。我が社のことかと思ってしまった。カダレはもっと読みたいかもしれない。

 宿直勤務のため、夕方職場へ。電車が無事に動いていてよかった。当直が明ければようやくシルバーウィークだが、台風の進路にやきもきする。

@augsutus
主に日記を書いています。