2025/12/19
3時間睡眠、始発で出勤。イベント最終日の3日目。この日が最も困難なオペレーションになることは事前に予想されていたが、その通りとなる。予期せぬトラブルも続発し、私が監督するセクション含め、全てのセクションが紛糾していたらしい。傲慢の誹りを覚悟して言葉にするならば、こうしたイベントごとの時こそ、誰が頼りになって誰が頼りにならないのかがよく見える。学歴はこういう時何の意味もないことを再確認する。大卒も高卒も、専門卒も短大卒も、仕事の前では等しく能力を試される。夕方、ようやくクローズ。各セクション長の疲れ切った顔を見、今日1日の壮絶さをお互いに労う。
20時ごろに全ての片付けを終えて、鍵締めをしたあと、このイベントの主務者である同僚Nさんと駅前の居酒屋でひっそりと飲む。反省会という名の打ち上げ会であり、このイベントの成功の願掛けに2ヶ月以上禁酒をしてきたNさんのお酒解禁会でもあった。まだ繁忙期は続くが、ここで一旦気持ちの区切りにはなるだろう。疲れているし1杯だけという心づもりだがもちろんそうはならず、生中を3杯。この世で一番好きな食べ物カキフライを食べて大満足。


うちなんちゅのNさんから、沖縄の結婚式は体育館で行われるという話を聞く。体育館の舞台で余興をし、新郎新婦および他の参加者らは下からそれを見るらしい。信じられない世界観なのだが、余興の神であるNさんを生み出した沖縄であれば本当であってもおかしくない。日常の中で踊るってことがそもそも私には理解不能で、異文化接触である。
23時に解散、眠気に耐えながら帰宅。歩きながら寝そうだった。ようやくほっとした気持ちで眠る。
2025/12/20
7時に起床。先週は隣の係のイベントの支援にかかりっきりで、自分の係の仕事にはまったく手をつけられていないのだった。遅れを取り返すべく出勤。5時間ほど職場にいたが、途中さすがに猛烈な眠気に襲われ、仮眠をとる。今日は天候が悪く、次第に気圧原因と思われる頭痛が酷くなってきたため、16時前に仕事を切り上げた。
乗り継ぎのターミナル駅でショッピングモールに立ち寄るとカップルがわんさかおり、もうクリスマスもすぐそこかと気づく。世間の流れに全くついていけておらず、世離れ感がある。
頭痛薬を飲んで、買い物や図書館へ行く。図書館へ行けるのは今年は今日が最後になりそうで、年末年始用の本を借りる。ゆっくりと入浴し、最近おざなりだった髪や肌のケアを丁寧にする。夕飯に、鶏と玉ねぎの梅スープを作った。久しぶりの料理。鶏のぶつ切りと半分に切った玉ねぎを入れ、とろろ昆布と梅干し一つを入れて土鍋で煮る。シンプルなレシピだが、出汁まで完飲の美味しさだった。
