2026/4/13 睡眠時間としては必要十分だと思うが、熟睡できていない感がある。早めに目が覚めて、うとうとしているうちに夢を見たように思うが、さらさらと溶けていった。村上春樹「ねじまき鳥クロニクル」第1巻「泥棒かささぎ編」を読み終える。初読のつもりだったが、ところどころ覚えのある文章があったので、きっと過去にも読んだことがあるのだろう。中学生か高校生の時だろうか。中高生の時に何を読んでいたのか、あまり覚えていない。中学生の時に、稲生平太郎「アクアリウムの夜」を繰り返し読んでいたことは覚えている。就寝前に齋藤美衣「庭に埋めたものは掘り起こさなければならない」を少し読む。
ベンジャミン・ブリテンの「シンフォニア・ダ・レクイエム」を聞いていたところ、ベルリンクラシックスのジャケットがすごくお洒落だということに気付いた。調べてみると他にも出てくる。岩波文庫のような趣がある。ところで、「シンフォニア・ダ・レクイエム」は皇紀2600年(1939年)を記念して日本政府から依頼されて作曲されたそうだが、色々あって結局戦前には一度も日本国内では演奏されなかったそうだ。

2026/4/14 昨晩急にカオマンガイが食べたくなり、鶏もも肉と生姜の塊を買って帰った。鶏もも肉を蒸し、滲み出した鶏脂と生姜とで米を炊飯セットしておいた。脂をまとった日本米はさらりとほどけ、タイ米のような香りと触感となりよい。冷蔵庫にあったパクチーやキュウリなどを添えた。工夫次第で何でもそれらしく作れるので、料理というのは飽きない愉しみだ。

4月も半分ほどが過ぎる。新卒部下のMちゃんに電話のかけ方、メールの書き方、報告の仕方などを指導する日々。年代的なものか、やはり電話に苦手意識があるか。簡単な資料作成などもさせ始める。良いところ、悪いところをフラットに評価するように努める。特に、改善点を指摘する時には必ずその前に良いところを褒める。基本的な考え方はあっているから伝え方を工夫してみよう、という風に。こうして書いてみると当たり前のマネジメントなのだけれど、これがどうしてなかなか実践が難しいというのを1年ぶりに経験している。
通勤電車で「ねじまき鳥クロニクル」第2巻「予言する鳥編」を読み進めた。村上春樹が書く小説は、昔から今に至るまで、基本的な構造は変わっていないらしい。一緒に暮らしていた女性が去る。新たな女性と出会う。あるいは少女と出会う。夢の中で性交する。あるいは夢遊病状態の女性と性交する。しかしその夢は現実と地続き。結局、村上春樹は今も昔も同じことを書き続けている。
順当にいくならロッシーニの「どろぼうかささぎ」を思いながら読むべきところだろうが、昨日ベンジャミン・ブリテンの「シンフォニア・ダ・レクイエム」を聞いたためかこちらとの結びつきが強くなってしまった。この曲の戦争の時代の陰惨さの雰囲気が、間宮中尉の体験と強く結びつくのだった。就寝前に、バッハの「パルティータ」を少し聞く。