筆ならし日記。大学時代のいつメン2人と熊本へ一泊二日の旅行をしたときの思い出。
オタクと飛行機の手荷物問題
飛行機に乗っている時に緊急脱出を要するような事態が発生した場合、手荷物のカバンは持ち出せないことに関してTwitterで話題になっていた。
事故など起きないのが一番だし、もちろん人命第一であることは大前提なのだが、スマホや財布など緊急時どうしても持ち出したい持ち物も当然ある。どうしようもないオタクの私はその持ち物にアクスタやトレカ、ぬいなど推しのグッズが含まれてしまう。
苦肉の策として、特に大事なグッズを持っていくのは避け、手元に複数枚ある絵柄のトレカなどを旅のお供にチョイスした。どうしても持って行きたかった推しのぬいはひとりに絞り、上着のブルゾンのポケットに入れて飛行機に乗ることにした。
冬用のブルゾンがリバーシブルなうえに両面にポケットがついているという優れもので、スマホと三つ折りの財布とぬいをそれぞれのポケットに余裕で入れることができた。今まで両面にポケットがついていることなんか気にしたこともなかった。これからも愛用したい。
もちろん愚かなオタクの心配など杞憂に終わり、飛行機は無事に熊本へ到着した。
到着直後のぬいとの一枚。くま。
旅のメインの目的
熊本には地震からの復興のシンボルとして、ワンピースに登場する麦わらの一味の銅像が県内各地に設置されている。この銅像をできる限り見て回るのが今回の旅の目的。
そもそも最近突然ワンピースにどハマりした友人と、熊本在住で元々ワンピースが好きな友人との間でこの銅像などを見に行く話が出ており、ワンピースは大して詳しくないがいつメン旅行には参加したい私がそれを聞いて便乗し、この旅行が計画された。熊本在住友人が立ててくれた分刻みの行程表をもとに行動する。旅行において荷づくり荷解きに並んで、最もだるい作業であるスケジューリングやら交通手段の下調べやらが完全に済んでおり、私としては大変気楽。
今回見ることができたのはこの6人の銅像。
2年後に強くなって再集合して新世界へ出発だ〜!みたいなとこまでしかまだワンピースは読んでおらず、特に推しキャラもいないが、麦わらの一味のことは普通にとても好きなので横で同じポーズをとって友人たちと写真を撮り合うなどして楽しんだ。
平日だったこともあってか、海外からの観光客がめちゃくちゃ多かったのだが、海外ニキたちはめちゃくちゃ気軽に銅像と肩を組んだりする。そういうルールになっていなくてもなんとなくこういう銅像って気安く触ってはいけないイメージがあるのでちょっとびっくりした。
サニー号のラッピング電車にも乗ることができた。中も天井やシートの背もたれや「禁煙」などの掲示物に漫画の色んなシーンが使われているワンピース仕様。これに乗るために分刻みの綿密なスケジュールで移動していく必要があったらしい。
過酷阿蘇山
どハマり友人の希望で、銅像は無いが阿蘇山にも行った。
本来なら火口が見学できるはずの場所なのだが
天気のせいで深い深い霧に覆われておりまったく何も見えない。おまけに半端じゃなく冷たい風がビュービューと吹き荒れていた。過酷。
風が強すぎて山上で引いたおみくじの写真もまともに撮れない。
火口行きのバスが出ている横のおみやげ屋では、ひとりも九州男児が載っていないワンピースの九州男児手ぬぐいが販売されていた。
熊本のおいしいもの
人生で初めて馬刺しを食べた。右奥の肉が一番おいしかったけど、部位の説明が一切なかったのでどこの肉かわかっていない。
熊本城で食べたいちごソフト。見た目もかわいいしおいしい。
あとは写真がないけど、おみやげで買った阿蘇ジャージー牛乳といちごのドーナツ棒がめちゃくちゃおいしかった。今まで食べたミルク味のお菓子の中でダントツでしっかりと牛乳を感じられる。また食べたい。
まとめ
他にも地震からの被害から復興を遂げた熊本城や、路面電車が走っている熊本市街、阿蘇山付近で放牧されている牛たちなどが印象に残った。ど失礼だがイメージよりも熊本が全然栄えてる街でびっくりした。
旅行は楽しい。ライブ遠征のついでだとどうしてもライブメインのスケジュールになるから、なんかちょっと名物食べて時間に余裕あればどこか1箇所くらい…になりがちでそれはそれで楽しいが、がっつり観光できる旅行は貴重でやっぱり楽しい。
今年はもうちょっとライブ以外でも遠出できたらいいな〜