なんで写真展って物々しい雰囲気のところが多いの?

·

タイトルは純粋な疑問。絵画展についてもそんなイメージがある。

めちゃめちゃたくさんの写真展や絵画展に行ったことはないのだが、なんというか神聖な雰囲気が流れている場所が多いイメージがある。よく言えば浄化される気分になる展示もあるが、ただただ雰囲気だけに圧倒されて疲れてしまう時もある。それも込みで表現したいことだったり、伝えたいことだったりしたら、そうなんだ!!すげえ!!!となるのだが、展示会に行くたびに毎回疲れていたら、足が遠のきがちになっているのも現状だ。でも、作者が伝えたいことの多くは愛や死生観だったりすることもあるので(わたしが偏った展示ばかりみているのかもしれないし、美術館で開催されるような大型展示ばかりみているからこういう感想になるのかもしれない)物々しい雰囲気は必要だよなあと思ったり思わなかったり。

ただわたしが勝手に思っているだけだが、もっとポップでラフな展示が見たい気持ちがある。疲れている時にも見れるようなやつ。というか、疲れている時にこそ見たくなるようなやつ。わたしがアンテナを張っていないだけでどこかでは開催されているのかもしれないが、洗練された部屋に重厚感のある額縁というかんじの展示じゃなくて、もっと気楽なやつがみたい。ただみていて明るい気持ちになったり楽しい気持ちになったりする作品が点在していてほしい。気に入ったらそれをぼーっとみたい。

ここまで考えて思ったが、最後に「ああ観たなあ」と思うのは前者の展示だったりするのかもな。自分で考える余白が大きい展示の方が頭を使うので記憶に残りやすいのかも。あと、気楽な空間をつくるのってだいぶ難しそうだとも思った。マナーを守る雰囲気づくりも必要だし、作品と向き合う雰囲気も必要だ。そうなると今主流の形の展示に辿りつくのかなあ。

@awaiamenoh1
歌いながら生活がしたい