正社員を目指そうと思った瞬間に体調を崩したのでやっぱり無理かもしれないなとなっている。しかし、自分で自分の仕事を作る方法がわからない。
多くの友人たちが就職を迎える4月1日、わたしはどんな気持ちになるんだろうと考えている。昨春に大学を中退した時は、「レールというやつから外れたな」と思ったのを覚えている。今度は何を思うんだろう。絶望感と虚無感がやってきそうな雰囲気はある。
わたしの根っこが変な方向に真面目だからこんなに苦しんでいるんだと思う。自分に求めているハードルが高すぎる自覚がある。他の人に求めることはしないけれど、自分には求めてしまう。ひとに優しく、自分にも優しくできたらどれだけいいか。
じゃあ自分になにを求めているのかというのはよくわからない。多分だけど、世間体というやつも大きい気がする。そこまで気にしなくていいのに気にしてしまう。思えば人の顔色ばかり窺ってきた。できるだけ全てにおいて人並み以上にできることを自分に課していた気がする。人を不快にさせないように、悲しませないように、辛くさせないように、勉強も運動も人間性も全て平均よりできる人間になろうとしていた。できないと恥ずかしいと思っていた。人間には得意不得意があるのは当たり前ということがわかっていなかったし、正直今もそこまだわかっていない。自分以外の人には求めていないんだけど(心の奥底では求めているのかも)、自分には求めてしまう。なんでだろうと考えてもわからない。この考え方のせいで自分が苦しんでいるのに変えることができない。本当に腹が立つ。できることをできるだけより少しだけ少なくやればいいのにな。
さっきから特につらくなっている。特別な人間になろうなんて思っていないと思っていたけれど、本当は思っているのかもしれない。自分がオンリーワンになれる場所を探したいと思っているのかもしれない。それで右往左往しているのかもしれない。
別にわざわざオンリーワンになろうとしなくても、人間全員オンリーワンだとは思う。自分と同じ人はこの世にいないのが証拠。ただ、その中で少し人より目につく部分があるかどうかの話だし、目についたら偉いわけでもない。そもそも偉いってなんだろう。わからない。
自分が幸せだと思える人間になりたい。幸せのためには健康と、生活するより少し多くあるお金と、大切な人間関係と、時間のゆとりが必要。それらを満たしてから全体的なゆとりが出てくるんだと思う。ゆとりを持つことは幸せを感じることにつながる。ゆとりを持つために仕事というものができるようになりたい。自分の仕事をつくりたい。自分にもっと楽しく幸せに生きててもいいんだよと言ってあげたい。
なにかしらは考えながらだけど、のほほんとガハガハ笑いまくりながら生きていた時期をもう一度過ごしたい。過去に戻りたいわけではなくて、今からもう一度実現したい。でも全部諦めたい。もう終わりにしたい。この矛盾もしんどい。
なにからしたらいいんだろう。全部わからない。こんな時、自分が味方だったらなんとかなりそうなのに自分が敵のように思える。自分を1番苦しませているのは自分だと思う。
ちゃんとしたい。でもちゃんとするのはもうやめたい。