肌寒さを通り越して、凍てつく風が吹き始める季節になりましたね。こんなふうに寒いと余計に恋人に会いたくなるな、と絶賛遠距離恋愛中の私は思います。
さて、恋人と付き合って、来月の13日で3年になります。3年っていうのは実はすごいことなんじゃないかなぁ、と周りのカップルを見ては思っています。しかも遠距離。富山と東京の遠距離なんですが、会えるのは月に1回あればいい方。自分の性分はすごく寂しがり屋だし面倒なタイプだと思っているので、よくこんな人間と3年も付き合ってくれているなぁと感心します。ありがとう。
遠距離恋愛といえば。移動の足が何かという話題なのですが、もっぱら貧乏学生なので夜行バスを使っています。富山を夜遅くに出て早朝の新宿に着き、夜遅くの新宿を出て早朝の富山に着く。毎回これで行き来しているのですが、若いうちしか出来ないことだよなーと思いつつ、周りの乗客がわりと年齢高めの人もいて驚きます。パワフルな中年、すごい。
閑話休題……。
夜行バスを使っていると新宿駅にも慣れてきて、田舎っぺの私も夜行バスを降りたすぐのトイレぐらいはどこにあるか分かるようになりました。それぐらい私たちには馴染み深い場所になりつつある新宿駅。恋人いわく、何回も2人で行き来した場所を、日常の、ひとりでいる時に通ることになると余計に寂しさが増すらしいです。分かるような、分からないような……?とにかく、遠距離は辛すぎる。早く同棲したいですね。
そして、日常の、と書いたんですが、遠距離恋愛中の私たちにとっては、恋人と会っている時は非日常で、普段ひとりの時が日常なんだなあと改めて強く感じます。近距離のカップルさんの惚気を見て思うのは、映画館デートだったり、公園でぼーっとしたり、ちょっと贅沢な時間の使い方をするデートが羨ましいということ。そんなデートの仕方を躊躇ってしまうような日数しか会えないのが本当につらいです。と、言いつつ1週間恋人の家にお邪魔した時は私が偏頭痛に苦しみ何も出来ずに1日を浪費した日もありましたが……。温泉施設でゆっくり、とか、おうちでまったり映画デート、とか。同棲したら、そういうまったりした時間の使い方を大いにしてやろうと思っています。今から計画してやるぞ。
などと、二人でいる未来を確信しつつ。遠距離ながらも誰よりも恋人のことを思って今日も眠ろうと思います。