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きのう、スーパーにセロリがあって、大喜びでひとつ購入した。98円だった。うれしくてすぐ食べたので写真はない。代わりに、七夕の日に撮った郡上大和の風景。
メジャーどころの野菜ではない(らしい)ため、常に売り場に置いてあるわけではない。これを見逃す手はなく、さっそく帰宅してからマヨネーズで食した。
今の時期は夏野菜カレーの具としても良さそうだ。カレーは、作り始めれば案外すぐ出来上がるのに、いろいろな野菜を切るのがややめんどうで腰が重い。
すこしマヨネーズにも飽きてきたので、たまたま買った刻み野菜の漬物と一緒に食べたらこれも美味しかった。葉っぱの最適な使い道がいまだに分からない。
度を超えて暑いので、口がさっぱりしたものや甘酸っぱいものを求めている。アイスクリームやゼリーばかり食べないようにしたい。
暑すぎて子どもも外遊びをしていない。夏休みシーズンの実感がない。自分はもう“実感”することはないのかもしれない(将来何かしら学校に通う可能性もゼロではないので絶対とは言い切れない)。
絶対に無理はしないようにしたい。夜は22時前には寝てしまう。新生活の慌ただしさや夏負けで、糸が切れたように動けなくなるおそれがあって、それを避けるには何よりも睡眠が重要だと考えている。食事は、自炊しなきゃと自分を追い詰めさえしなければいい。
でもこれでは小説を書く時間がなくて、困る。キリキリした、切迫するような感情はないから、まだ精神的には参っていない。完成の目処が立っていないのに毎回謎の余裕があるのが図太い。
でも今回は、というか、今回こそは、自分が本当に納得いくまで練り上げた作品を書きたい。いつだってその時々の全力だったと思うが、自分で読み返したくなるような作品を作りたい。それが創作における自分の夢、目標のような気がする。地道に少しずつだ。
読んだ人が読後に深く呼吸できるような本が書きたい。
最後に、民主主義をはじめとした、生き方についての洞察を読みたくて、高橋源一郎さんが言及していた書物たちのなかで気になったもの。
エドワード・サイード『始まりの現象 ─意図と方法』(1992)
デヴィッド・グレーバー『民主主義の非西洋起源について』(2020)