私は、組織の問題や課題を見つけて提起や改善案を考えることが得意です。
(SFの回復思考の面かな🤔)
私の勤める会社は少数精鋭型、さらには
1年目のときから、会社ことについてもかなりクリアに情報が得られる状態で、
経営陣やマネジメント陣ともよく話す機会がある。
自分の発言が通るかどうかは置いておいても、まず発言できる機会があることは有り難い環境🙏
これまで何度もいろいろなことについて発言していて、それに対する社長や上司のフィードバッグで本当に自分はまだまだだなと思うことがたっくさんある。(主にビジネスの考え方など)
でも、どうしても話を分かってもらえていないと感じる話題がある。それは、現場感が強い話。
実際に手を動かして働いている”プレイヤー”の問題や課題感を”マネージャー”に分かってもらうのが本当に難しいなと思うし、
”分かってもらう”とは?とまで思う。
これまで、私は
”分かってもらおう”とばかり奮闘していた。
とにかく、分かってもらわないと、解決へも動けない。会社の構造を考えても、どうしても組織の課題解決へのアクションは、トップダウンが一番効果があると知っているから。(私のいまの会社の場合です)
でもある日
「これって明らかに問題だけど、マネージャー陣はどう思ってるんだろう?マネージャー陣とくくらずに、各々のマネージャーはどう思ってるんだろう?こんなに仕事できるんだから、何も思ってないはずないよな」
という考えが降りてきた。
それである日、マネージャーに
「〜ということが課題だと思っていて、〜すれば〜なるとか思うんですが、”〇〇さんはこれについてどう思っていますか?どう見えているんでしょうか?”」
と聞いてみた。
すると、びっくり。
自分にない考え方で物事を見ていて、
・なるほどそういう考えもできるのか‥
・なるほどそういう見方もできるな
・なるほどそういう課題でもあるのか
と、なるほど祭り。
これに味をしめて(?)
あれから何回もこの手法を使っているけど
私が”一方的に”問題提起して終わるというモヤモヤはほとんどなく、
課題や問題について話していたのに、なにか少し晴れやかな気持ちになれる。
あ〜、この人はそういうふうに考えるんだ、おもしろいなぁ!って。
こうなるのは環境依存なところもある。
あと、これまでの信頼関係ももちろんある。
(例えば入社5日目とかにこれやっても、おそらく上司は自分の考えは話してくれない。)
これまでモヤモヤモヤモヤしていたけど、
そういう流れに自分がしていたのかもしれないなと思った。
「どう思っていますか」を聞くことのおもしろさと大切さに気づいたお話でした。