Day6.夜の楽しい手帳タイム

あゆみ
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 昨日からの泊まりの遊びの用事から帰ってきたのが夕方で、そこからすっかり体から魂が抜けたように過ごしてしまい、あっという間にそろそろ23時という時間だ。

 1ヶ月書くチャレンジ6日目のテーマは「最近ハマっていること」。疲れ果てて夜が遅くなっても欠かしたくない、私の新習慣の話をしよう。

手書きが好き

 私は手で紙に文字を書くのが好きだ。頭や心がゴチャゴチャしてくると、とにかくノートに書きつけて整理を図る。文章の設計図を付箋で組み立てるのも気に入っているし、書き心地に凝って万年筆も安いものを数本持っていたりする。紙のサイズにこだわりがあるのはDay2.で書いたとおりだ。

2023年から始めたほぼ日手帳

 手書きが好きでも、私はこれまで何度も紙の手帳を挫折してきた。しかし昨年思い切って新しい手帳を買った。A6サイズで1日1ページある「ほぼ日手帳オリジナル」というやつだ。

 ほぼ日はいいよ、という話はちらほら聞いていたもののまだ手を出したことがなかったのでどんなものかと思ったのだが、たしかにこれはいい。初めて手帳を一年間書き続けられた。

 書けなかったページには思いっきりシールを貼ってやれ! という大胆な作戦を思いついたのが逆によかったのではないかと分析している。

YouTuberと手帳

 そんな頃、ひょんなことから私は手帳や手帳術を紹介するYouTuberの存在を知った。YouTuberってなんでもいるんだなあ……という感慨もほどほどに、私はさまざまな手帳術に夢中になった。そして、常識をひっくり返すことに気付いてしまった。

「管理できる冊数なら、何冊手帳をつけてもいい!」

 私のいちばんお気に入りの手帳YouTuberは用途を分けて10冊近く手帳をつけている。そんなこと……してもいいんだ……!?

記録大好きあゆみ

 もともと、私はさまざまな記録をつけるのが好きだ。スマホには服薬時刻や外出時間を記録するアプリ、感情の動きを記録するアプリ、睡眠時間を記録するアプリ、などが入っている。こういう数値的な記録は溜まると自分の傾向が見えてきて面白いのだ。

 ……脱線した。最近の私は「自分の行動」「自分の思考」「自分の感情」などに興味がある。それらをもっとたくさん記録するのに、大好きな手書きで手帳をつけたら? それはきっと面白いのではないだろうか。

2024年から始めた手帳まみれの時間

 その思いつきが昨年12月半ばくらいのこと。さすがにシステム手帳をたくさん買うほどの財力は、どこをひっくり返してもない。ノートをいい感じにカスタマイズしたり、プレゼントでもらったミニ手帳を用意したり、どうしてもほしい冊子だけ買ったり、して準備をすすめた。

 そして満を持して、2024年1月1日から、私は夜に手帳タイムをとって、こんなことを書き始めた。

  1. その日の予定と実際の活動の比較、雑感(ほぼ日手帳)

  2. 今日やりたかったことの未完・完了の整理と、明日やりたいことをバレットジャーナルで(ノート)

  3. 今日一日に見出しをつけるとしたら?(3年日記帳)

  4. 想像力を働かせたことと創造力を働かせたことの記録(ウィークリーのミニ手帳)

  5. 心に残った言葉の記録(文庫サイズのノート)

 大変かとも思ったのだが、これが楽しいのだ! 自分が心からやりたいことは苦ではないんだと気付かされる。

実は……

 今日はあまりにも疲れてしまって、机に座る気が起こらずに、布団に横たわってこれを書いている。手帳タイムをまだとっていないのに、すっかり寝る気だ。

 去年、ほぼ日手帳を書けなかった日に、シールを思う存分貼ってうまくいったように、新年からの手帳タイムも、気まぐれで許すくらいが、うまく続くんじゃないかと思っている。

 とはいえ、疲れ果てるくらい充実した2日間だったので、あとから残せる記録は残しておきたい。明日の私がたくさん手帳を書いてくれることを祈って、今日は寝ることにする。