Day12.得意なことをみっつくらい挙げてみる

あゆみ
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 今日は、関東平野部でも雪が降るかもしれないという日で、実際夕方にすごい雨に遭った。それに伴って、気圧が急降下からの急上昇とかいうとんでもない変化をしていて、私は一日中頭痛に悩まされていた。気圧変化は苦手である。

 ……さて、1ヶ月書くチャレンジ12日目の今日のテーマは、苦手ではなく、「自分の得意なこと」だ。

得意①説明すること

 Day10.でふんわり書いたが、私はまず「ものを説明すること」がわりと得意だ。大学生のときには、家庭教師のアルバイトでそこそこいい評価をもらっていた。

大学説明会委員会

 大学生活で、自分が説明することに長けている自覚が生まれたのだが、その一番大きなきっかけは「大学説明会委員会」の活動だった。

 大学説明会の学生発表のシーンや、そのあとの学生との交流を一手に担う委員会だったのだが、一年生の私が配属されたのは「パワポ班」、要するに学生発表担当の班だった。

 一年生の仕事は、割り振られた説明内容にふさわしい発表資料を作り、実際に発表すること。頑張って作ったパワポは先輩からほぼ一発でOKが出て、自分の発表も滞りなく行えた。

 そのまま委員会に所属し続けた私は、二年生で一年生を三人まとめて指導する係、三年生でパワポ班全体を統括する班長までやった。ここで重要なのは、単に発表資料を作る能力だけでなく、どうやったら見やすい資料を作れるのか、後輩に指導するという説明能力も私にはあった、というところだ。

 これはもう、「説明が得意です」と言い張って問題はないだろう。

本を読むのも好き

 また、「人との話し方」「伝え方」に関する本を読むのも好きだ。「好きこそものの上手なれ」というし、これは得意だからこそ好きなのではないかと思っている。本から学ぶことも多く、さらに得意を伸ばし続けている。

得意②文章を書くこと

 これもすでにちょっと書いたが、文章を書くのもそこそこ得意だという自負がある。ただ、ジャンルは限定されがちだ。

小説

 もう人生の半分は使っている趣味が、小説を書くことだ。小説を読むのが好きすぎて、自分でも書き始めてしまった。初めて書いた小説が先日発掘されたので、読み返してみたのだが、意外と読めなくはない感じだった。私って天才……?

 ボケは置いておいて。最近Webに発表した小説も、基本的に褒められてしかいない。いやわざわざけなす人も、そんなにいないとは思うが、いるかいないかでいえばいる。そういう人たちにけなされてしまうような、下手っぴでは少なくともない、ということだ。

 閲覧数も、流行りものを書いたわけでないにしては、そこそこあるほうだと思う。たまに、熱烈なファンが現れてくれることもあり、ありがたいばかりだ。

 これも、努力をするのが全然苦にならず、本棚には、シナリオの構成術や語彙力の本が、まあまあな冊数並んでいる。全てを活用できているかというと……いつか使うとは思っているのだが。

ブログ

 一方、最近始めたのがブログというやつで、これはまだコツがつかめていない感じがしている。

 自分の感情を整理する目的の筆記は、大量にやってきたのだが、他人に対する自分語りは今まであまりしてこなかった。なので、どうすれば読む人を楽しませられるか、みたいな視点まで思考を働かせる余裕がない。しかもこんな、毎日ひとつ書くような、時間に追われる書き方をしていると、なおさら……。

 まずは「書く習慣」をつけよう、というコンセプトだから、クオリティはこの一ヶ月のあとに考えればいいのだろう。たぶん。

得意③自己理解

 これは最近自覚した得意分野で、自分への理解が深いという特徴があるらしい。

「あなたが役に立ちそう」

 最近ピア・サポート(同じ立場の仲間=ピア、どうしで助け合う)の場によく出かけているのだが、新しいグループに参加するにあたり、主催側の心理士さんに「私がこのグループに参加することをどう思いますか?」と相談してみた。

「そうねえ、あゆみさんがみんなの役に立ちそうかな」

 ……私「が」? 私「の」ではなく??

 いわく、私は自分の持っている性質への理解が深いので、その情報が他のメンバーの参考になりそう、ということだそうで。

 実際、参加した初回からいきなり、私「が」他のメンバーに、アドバイスのようなことをする場面があったので、心理士さんの読みは正しかった。まあ、相互に助け合う場なので、役に立てるなら幸いだが、なんだか不思議な気分である。

ある意味必須スキル

 Day2.で自己理解の話を出した時に、A版とB版の話をした。客観的に考えて、用途と紙の形状に私ほどきっちりこだわりがあって、それから外れると、目に見えてパフォーマンスが落ちる、という人はそうそういないだろう。

 でも、私はそのそうそういないめんどくさい人種なのだ。それと付き合っていくには、やはり敵を知る、というか自分を知る、必要がある。

 私の自己理解は、ある意味生きていくのに必須のスキルだったのかもしれない。

得意は伸ばしてなんぼ

 私の得意は、まだまだのびしろがあるものばかりだ。しかも、学ぶことに全く苦がない。これはもう、どんどん伸ばしていくしかないだろう。