私はお笑いライブに行くと、ライブが楽しかったってのと同じぐらい友達に会えて、一緒にお笑いの話できて楽しかったことを本人に伝えたいしSNSに書きたくてしょうがない。
確か幼少期〜若い頃は全然人と喋れなくて本当に友達と呼べる人がおらず、私の名前をわざわざ呼んでくれる人なんかギリ親ぐらいだったので、今みんなに名前を呼んでもらえて、私の存在を認識してもらえるのがもう信じられないぐらい嬉しいんですよね。すごい。現実にしては幸せすぎる。でも現実じゃなかったら昨日やった確定申告があんなめんどくさかった訳ない。
お笑いライブきっかけで仲良くなれる友達って、昔から現在まで思慮が深い人が多い。目の前で最新のクリエイティブを浴びる日々を選択している人々だからなのか、分析力と客観性に長けていて、さらにSNSによってライブレポが容易になったことで「面白かった」「笑った」を自分の言葉で解釈し、またしようと推敲・努力できる(これだけでも相当ですよね)人の率がかなり多い。たまたまそういう人をツモってるだけにしては多すぎる。
皆いつも落ち着き、楽しく笑い、(昔のこの界隈を考えると)驚くほど礼儀正しく、人が傷つく可能性のある発言はできる限り避け、それでいて個性豊か、さらに各自とてもおしゃれ、おまけにお笑い好きだけあってユーモアのセンスもしっかりあると、私と仲良くしてくれる、また新しく知り合えるお笑いファンの人たちは人間として魅力に溢れた人ばかりだ。友達に会うたびにそういう感じのことを伝えているけど、本当は喋って伝えてる7倍ぐらい褒めたいところがみんなある。まあでも毎回みんなの新たな良いとこに気づくから、伝え切れる日は来ないのかもしれない。