12月にやめたバイトの制服をやっとクリーニングに出した。クリーニング屋は家から自転車で5分もかからないのだけど、腰が重くてなんだかんだ2月下旬になってしまっていた。クリーニングに出すことが面倒というより、もう既に自分の在籍が無くなったバイト先に今更顔を出すのが気まずい事のような気がして腰が上がらなかった。そういう気持ちって日が経てば経つほど拡大していくよね。
そしてなにより、結構前に買った菓子折りのラスクを1枚くらい良いだろマインドでちょいちょいつまんでいたら取り返しのつかない状態までスッカスカになってしまったのがデカい。てかこれだろ。すみませんでした。
知恵袋を見ていたら7年前に辞めたバイトの制服をまだ返していない人がいて笑ってしまった。なんか、早いうち返そうって思えたよ。
店員さんが4枚の制服を1枚1枚広げて、汚れの確認をする。シミや汚れについてひとつひとつ、これは落ちると思うだとか、これは落ちないかもだとか、説明してくれた。こうやって改めて見るとかなり汚れている。常に辞めたいと思っていたバイトだったけど、なんだかんだ4年弱続けていたんだなぁって実感した。
ドラッグストアなのに「プリンター置いてますか?」って聞いてきた人もいたし、ヤク中の常連おじさんもいた。お金を投げて声を荒らげる人もいれば、お礼を言ってくれる人や、去り際に手を振ってくれる赤ちゃんもいた。店前に繋がれていた犬が逃げて駐車場を駆け回り大騒ぎになったこともあった。(無事確保されました)(白いふわふわの犬でした)夜風を浴びながら自転車で爆走する帰り道が好きだった。からあげクンをパクつきながら帰ることもあった。
良いことも悪いこともある中で、悪いことや面倒なことの割合の方が多い気がしていたけど、こうして終わって振り返ってみると、意外と50:50くらいだったのかもって思う。人間、喉元過ぎれば熱さを忘れる生き物なのです。
菓子折り買い直そ。